新型カール系まつげパーマが登場!「ブラウンロッド」「ナチュラルロッド」とは?

カール系まつげパーマで「ムーンロッド」「メーテルロッド」が人気を集める中、続々と注目の新型ロッドが登場!今回は、SNSでも話題の「ブラウンロッド」と「ナチュラルロッド」について詳しく解説します。それぞれの特徴だけでなく、実例もピックアップ。どちらも今までにない新たな魅力があり、ご提案の幅も広がるはず。提供できるデザインを増やしたいアイラッシュ施術者は、ぜひ参考にしてみてください。
新型ロッドが話題!カール系まつげパーマとは
カール系まつげパーマとは?
カール系まつげパーマとは、まつげの根元から毛先まで丸みをつけたカールデザインのこと。くるんとしたまつげが可愛らしく、ナチュラルで優しい印象に見せてくれます。
現在はパリジェンヌラッシュリフトのような根元から立ち上がる“立ち上げ系まつげパーマ”が人気ですが、カール系まつげパーマにも新型ロッドが続々と登場。ブームの兆しを見せています。
カール系まつげパーマはこんな方におすすめ!
カール系まつげパーマは、以下のようなお客様におすすめです。
- 一重や奥二重の方
- まぶたが厚い方
- ナチュラルで優しい印象にしたい方
一重や奥二重の方、まぶたが厚い方に立ち上げ系まつげパーマをかけると、根元から立ち上がったまつげとまぶたが干渉してしまうことも。特に、パリジェンヌラッシュリフトは自まつげの立ち上げ角度が根元から80度と決まっているため、お客様によっては施術が難しいこともあるでしょう。
その点、カール系まつげパーマであれば、まぶたの形状に合わせてカールの強さの微調整が可能。立ち上げ系まつげパーマをかけても目元があまり映えなかったという方にもぜひご提案したいメニューです。
カール系まつげパーマのメリット・デメリットは?
カール系まつげパーマのメリット・デメリットをまとめました。
<メリット>
- お客様の目の形やまぶたの特徴に合わせてカールを調整しやすい
- まぶたの曲線に沿うカールにできるので、まぶたにまつげが当たりにくい
- 人工的ではなくナチュラルな仕上がりになる
- 可愛らしく、優しい印象に見せられる
<デメリット>
- 前から見たときに、まつげの長さが強調されない
- 目元の特徴によっては、カールが強すぎるとまつげの毛先がまぶたに刺さることも
まぶたが厚めの方や自まつげがもともと上がり気味の方、自まつげが長い方に、強すぎるカールは要注意。まつげの毛先がまぶたにチクチクと刺さってしまうことがあります。
ただ、立ち上げ系まつげパーマとは違い、細かいカール調整ができるところがカール系まつげパーマの大きな魅力。まつげの長さを強調できないというデメリットも、ナチュラルな仕上がりがお好きな方にとってはかえってメリットとなることもあるでしょう。
話題の新型ロッド「ブラウンロッド」「ナチュラルロッド」とは?
カール系まつげパーマのロッドには、カールの強さや形状の違いによってさまざまな種類があります。今回ご紹介する「ブラウンロッド」や「ナチュラルロッド」も登場したばかりの新型ロッド。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ナチュラルなタレ目に見せるなら「ブラウンロッド」
ブラウンロッドは、中央はカール、目尻はストレートと、部分によって立ち上がりやカール感が変化するところが特徴。一つのロッドにカール系と立ち上げ系、両方の長所を兼ね備えています。
ブラウンロッドがおすすめの方
- カール系の可愛い雰囲気が苦手な方
- ストレートだと目力が強くなりすぎる方
- まつげパーマでタレ目風に見せたい方
- 目の横幅を強調したい方
ブラウンロッドを使えば目尻の長さが強調されるため、タレ目風に見せることも可能。横幅を出したい方にもおすすめです。
施術のポイント
施術のポイントは、巻き上げ時のロッドを置く位置。中央部分は生え際にかぶせるように、目尻側は離して置くようにするのがコツです。カール部分とストレート部分の境目が目立たないように、美しいグラデーションを意識しましょう。
緩いカールで毛流れを整えるなら「ナチュラルロッド」
出典:NATURAL ROD – Ri’sOnlineShop
ナチュラルロッドは、前に伸びるような緩やかなカールが特徴。まつげにカールをつけて上げるというよりは、毛流れを整える用途で使われています。
ナチュラルロッドはメーテルロッドと同じ柔らかい素材が使われているところも施術者から好評です。以前は、緩やかなカールをつけたいときには大きいサイズのロッドを用いるのが主流でしたが、厚みがある分、硬くて扱いづらいという悩みも。ナチュラルロッドでは独特の形状と素材にこだわることでその問題を解決しています。
ナチュラルロッドがおすすめの方
- 自まつげが上がりすぎている方
- 毛流れを自然に整えたい方
- 男性でまつげパーマをかけたい方
ナチュラルロッドは、上がりすぎたカールの修正にも便利。自まつげが上がりすぎている方や、施術後にカールがつきすぎてしまった場合などに重宝します。
メンズパーマに使用しても、カールがつきすぎて不自然になることはなさそう。ナチュラルに目元をすっきりと見せられるので、男性のお客様にも喜ばれるでしょう。
また、マツパでは華やかなパリエクブームが続いていましたが、最近ではよりナチュラル化が進んでいるのだとか。ナチュラルロッドのような緩やかなパーマに短いエクステをつけるデザインも人気が高まっています。
施術のポイント
ナチュラルロッドは、前に伸びる自然なカールが一番の魅力。そのため、根元から立ち上がってしまわないよう、ロッドをしっかりと押さえて使うことが大切です。特にメンズパーマの場合には、粘膜が見えてしまうと可愛い印象になってしまうため注意しましょう。
「ブラウンロッド」と「ナチュラルロッド」のデザイン実例
ブラウンロッドとナチュラルロッドを使った実例をご紹介します。
ブラウンロッドのデザイン実例
出典:@momm_eyeさん
目頭から中央は強いカール、目尻にいくにつれて流れるような緩やかなカールに変化し、自然なタレ目に仕上がっています。お客様の自まつげの長さも活かし、目幅も大きく見えますね。マツエクでいうとCカールとJカールをミックスさせたようなデザイン。可愛く仕上がるので、女性らしく見せたい方にも喜ばれるでしょう。
出典:@chill.private.anさん
CカールとJカールの境目が自然で、美しいカールのグラデーションができています。こちらの方のように目頭にまぶたがかぶり気味の場合には、特にブラウンロッドがおすすめ。メーテルロッドだとロッドの端の方のカールが強いため、まぶたに干渉してしまうことがあります。お客様の目の特徴に合わせて、使い分けましょう。
出典:@stellaeyelashさん
こちらは一重の方にブラウンロッドを使用した例です。まぶたに厚みのある中央部分はしっかりとカールが映え、目尻の方は自まつげの長さが際立つ仕上がりになっています。一重のお客様だと「まつげパーマの仕上がりがイメージできない」という方も多いでしょう。ぜひ実例も手元に用意しつつ、ブラウンロッドをおすすめしてみましょう。
ナチュラルロッドのデザイン実例
出典:@soluz_misakiさん
もともと自まつげが長く、上がりやすい方にナチュラルロッドを使用した実例。自まつげの長さを活かし、奥行きのある目元に仕上がっています。自まつげにもともとボリュームがある方だと、カールをつけすぎたり、上げすぎたりすると“やりすぎ感”が出ることも。ナチュラルロッドをご提案すれば、自然で上品な仕上がりに喜んでいただけるかもしれません。
出典:@en.eyelashさん
ナチュラルロッドの特徴的な緩いカールは、横から見るとこちらのような仕上がりに。斜め前に緩くかかったカールは、自まつげがそのまま伸びたような印象を与えます。上がりすぎないカールは、大人っぽく、上品さもありますね。
出典:@_tiam_beautyさん
こちらは、メンズパーマに使用した実例。元から上向きまつげだったかのような自然な仕上がりです。施術前は瞳にかぶさり気味だったまつげが上がることで、きりっとした目元に。瞳に光が入りやすくなり、メリハリのついた印象になるでしょう。さかまつげに悩む方にもおすすめです。
まとめ
ブラウンロッドとナチュラルロッドの登場によって、カール系まつげパーマのデザインの幅がより広がりました。これまでカール系も立ち上げ系もしっくりこなかったお客様に、喜んでいただけるチャンスかもしれません。ご提案の幅を広げたいアイラッシュ施術者はぜひ、特徴的なロッドの使い心地や仕上がりを試してみてはいかがでしょうか。
※本記事の内容や価格はすべて、2023年4月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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