「グルーが手や皮膚についた!取れない!」そんな時どうする?

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いつも身近にあるグルー。気がついたら手についていた!という経験も、アイリストならありますよね。では、手や皮膚にグルーがついたときに、どのように対処していますか?今回は、グルーが皮膚に付着するリスクと対処法について解説します。

こんなときに要注意!!

まず、どのようなときにグルーが皮膚についてしまうのか、ありがちなシチュエーションと、対応策を3つご紹介しましょう。

1.グルーのノズルを拭き取るとき

よくあるシチュエーション1つ目は、ノズルに付着したグルーをティッシュで拭き取るタイミングです。ティッシュで吸収しきれなかったグルーが染み出して手に付着したり、グルーを拭き取ったティッシュを触ってしまうことが考えられます。何枚かティッシュを重ねて拭き取ったり、ティッシュの汚れた部分に触らないよう気をつけると、指や手への付着を防止できるでしょう。

2.プレートに残ったグルーを捨てるとき

プレートに出したグルーを拭き取るときにも注意が必要です。グルーの捨て方にもさまざまなパターンがありますが、例えばグループレートにプロテクトシートを貼り、その上にグルーを取り出す場合で考えてみましょう。プロテクトシートを剥がし、ティッシュで上から包み込んで捨てますよね。しかし、グルーが完全に硬化していないケースがほとんどであるため、プロテクトシートから剥がすタイミングや、ティッシュで包むタイミングで流れ出し、指や皮膚に付着することとなるのです。プロテクトシートを慎重に剥がして流れないように気をつけたり、多めのティッシュで包むなどの工夫をしたいですね。

また、プロテクトシートを使用していないサロンであっても、ティッシュで拭き取るタイミングで染み出してきたグルーに触れてしまうことがあるでしょう。先ほどと同じように、少し余分にティッシュを用意して、グルーが染み出さないような拭き取り方を心がけてみてください。

3.ついうっかり

特に新人アイリストの場合、「何が原因か分からないけれど気がついたら手の平や指などにグルーが付着していた!」というケースも少なくありません。先ほど紹介した2つのタイミング以外にも、施術中にうっかりグループレートに触れていたり、ツイザーの先に付着したグルーを剥がそうと触ったときに付着しているなどが考えられるでしょう。

ではそもそも、グルーが手や指などの皮膚に付着したときに、何か危険性はあるのでしょうか?

 

「取れない」だけじゃない!グルーが付着するリスクとは

ここからは、グルーが皮膚に付着したときに考えられるリスクについて見ていきましょう。実は、大きく分けて3つのリスクが考えられます。

1.ヤケドの危険性

まず頭に入れておきたい点は、ヤケドの危険性。グルーには、水分と反応して硬化を始める性質がありますが、その際、熱を発することでも知られています。そして、私たちの皮膚にも水分がありますよね。微量であれば心配いりませんが、大量に付着した場合、熱を持ったグルーでヤケドを負う恐れがあります。

基本的にグルーは容器内で保管されているため、大量のグルーが皮膚に付着する心配はありません。しかし、グループレートに取り出したグルーは要注意。むき出しの状態で置かれているため、ふいに触ってしまう可能性があるでしょう。とはいえ、当然私たちアイリストはグルーの取り扱いに慣れているはず。いくら慌てていても、大量のグルーを一度に触るようなことはないでしょう。

問題は、グループレートをお客様の寝そべっているベッドの上に置いている場合です。お客様はグループレートが何なのか、どこにあるのか、グルーに触るとどうなるのかなどについて、何も知らない状態で施術を受けています。そのため、無意識に体を動かしてしまうこともあるでしょう。すると、グループレートに出していたグルーがお客様に付着するかもしれません。お客様を不安にさせたり、不快な思いを抱かせるだけでなく、そもそもヤケドの危険性があります。そういった危険な施術方法は、プロとして避けたいですよね。

お客様が誤って触れてしまわないよう、グループレートはワゴンなどの上に置くようにし、取扱いには注意しましょう。

2.お客様にも付着させてしまう危険性

先ほど、「気がついたら皮膚に付着しているケースも珍しくない」とお伝えしました。こういったケースの怖いところは、気づかないうちにお客様へ付着させる可能性がある点。例えば、手の側面に付いたグルーに気づかず施術を進めたとしましょう。エクステを装着するタイミングで、誤ってお客様の顔へ擦り付けてしまう可能性がありますよね。場合によっては、髪の毛に付着する恐れもあるでしょう。もし付着した場所が肌であれば、ぬるま湯で落とすことができますが、髪の毛に付いた場合はぬるま湯では落とせません。リムーバーを使って除去しますが、状況によっては落としきれない場合もあります。つまり、誤って付着した部分の髪の毛を、切り落とさなければならないのです。また、服に付着した場合は、ぬるま湯やリムーバーでも落とせません。

以上のように、お客様に大変なご迷惑をおかけすることに繋がるため、グルーの取り扱いには注意が必要です。

3.取りきれない危険性

先ほど、髪の毛や服に付着したグルーは取り切れない恐れがあるとご紹介しました。しかし、爪にも要注意!リムーバーを使用しても、爪に付着したグルーは落としきれません。さらに、ネイルアートをしている爪にリムーバーを乗せると、そのネイルアートも溶けてしまうでしょう。せっかくのネイルが台無しですよね。そういった事態を避けるためにも、グルーの付着には気をつける必要があるのです。

ついてしまったときの対処法とは

では、実際にグルーが手や指などの皮膚に付着した場合、どのような対処ができるのでしょうか?2つの方法をご紹介します。

1.リムーバーを使用

まず考えられる方法は、リムーバーを使用すること。グルーを溶かすための薬剤であるため、簡単にグルーを除去できます。
しかし、デメリットもあるため、実施する際は注意が必要です。実は、刺激の強い薬剤であるリムーバー。皮膚に直接付けると、腫れたりただれたりと炎症を引き起こす可能性があります。特に敏感肌の人はトラブルが起こりやすいため、避けた方が良いでしょう。

2.ぬるま湯でもみほぐす

もうひとつの方法は、ぬるま湯でもみほぐすこと。リムーバーのような刺激性もないため、肌に優しく、かつキレイにグルーを落とせる方法です。細かいシワの間に入り込んだグルーは、綿棒を使って丁寧に落とすと良いでしょう。

まとめ

グルーが皮膚に付いた場合の、リスクと対処法について紹介しました。急いでいるときや焦っているときには、ついうっかり手にグルーが付いた!という事態も起こりやすくなります。しかし、自分の皮膚が汚れるだけでなく、お客様の皮膚や衣服にも付着させる恐れがあると考えると、「ついうっかり」では済まされないですよね。急いでいるときこそ、より丁寧な施術を心がけ、誤ってグルーを手に付着させないよう気をつけていきましょう。

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