【目はすべてを語る】マスクをしていても好印象を与える方法とは?

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コロナ後はもちろんのこと、コロナ流行より以前から施術中にマスクを着用しているアイリストさんは多いのではないでしょうか。世の中の流れ的にも、マスクを着用したままの接客は今後も避けられなくなっています。マスクで顔の表情が見えにくくなっていても、お客様には好印象を持ってもらいたいですよね。今回は、マスクをしていても好印象を与える方法について学んでいきましょう。

しっかり笑顔を届けるポイントは目と眉!

笑顔で接客をしているつもりでも、マスクをしているとお客様に笑顔が届きにくいこともありますよね。マスクを着用した状態でお客様に笑顔をきちんと伝えるために気をつけるべきポイントは、 目と眉の動かし方 です。「目は口ほどにものを言う」ということわざがあるように、表情は目と眉で伝えることができます。マスクをしていても笑顔が伝わる表情の作り方を見ていきましょう。

笑顔のときの目は「三日月」の形が理想

接客中に笑顔になったとき、目はどんな形になっていますか?マスクをして笑顔を届けるとき、 目は三日月を横にしたような形になるのが理想的 です。いつもの接客中の笑顔を、鏡でチェックしてみてください。しっかり笑っているつもりでも、意外と目元まで笑えていないかもしれません。マスクをしているときは、少し大げさなぐらいに目元に表情をつけてみると上手くいきます。どれぐらいの力加減で、どれぐらい目元が笑った印象になるのか、鏡の前で試してみてくださいね。

目と連動して眉も動かす

意外な盲点となっているのが、眉の動き。せっかく目元が笑顔になっていても、眉が動いていないと無表情な印象を与えてしまいます。驚いたときには眉は自然と上がり、謝罪のときや困難な状況にあるとき、眉は下がりますよね。眉は、目と同様に感情を表すのに大事な役割を果たすパーツなのです。近年の太眉ブームで、眉の存在感はますます大きくなっています。せっかく綺麗に整えた眉も、動きがないと硬い印象を与えてしまいかねません。「ありがとうございます」や「こんにちは」など、 よくお声がけする言葉に合わせて、眉の上げ下げを調整してみましょう 。短いセリフのときこそ、眉でしっかり気持ちを表して好印象を持っていただけるよう心掛けたいものですね。

見えていないパーツも大事!顔全体で笑顔を作る

ここまで目と眉の重要性を説明してきましたが、マスクで隠れている口元の気を抜いてしまっては素敵な笑顔は作れません。笑顔は顔の表情筋が動くことで作られます。表情筋は連動し合っているため、口や頬が笑っていないと目や眉で笑顔を届けることができないのです。 例え見えていなくても口角をしっかり上げて、歯を見せるようにしましょう 。そうすれば目元にも力が入り三日月の形になりやすいですよ。両方の口角を同じように上げ、左右対称の笑顔を目指してみてください。

笑顔はトレーニングできる!おすすめの練習法

顔には表情筋が40種類以上!笑顔は筋肉の動きで作られる

先ほども少し触れたように、顔には40種類以上もの表情筋があります。その中でも素敵な笑顔を作るのに重要な筋肉は5つ。唇を囲むようにある口輪筋、口角から横に伸びている笑筋、頬骨のところにある大頰骨筋、目と口をつなぐように伸びている小頰骨筋、目全体を覆っている眼輪筋です。日本人は、この表情筋が上手く使えていない場合も多いのだとか。素敵な笑顔を届けるには、表情筋を鍛えてみるのがおすすめです。すきま時間にできる、おすすめの練習法をご紹介します。 

真顔が笑顔になるトレーニング 

出典:photoAC

真顔が笑顔であれば、施術中も好印象を残すことができます。真顔を笑顔にするためのトレーニングを見ていきましょう。

  1. 鏡の前に立ち、いつもしている笑顔よりも150%増しの笑顔を作ります。「いーーー」と声を出しながら、そのまま10秒キープ。口角を上げて目元もにっこりするよう意識してください。
  2. フーと息を吐きながら力を抜いて、リラックスした状態に戻ります。
  3. もう1度、笑顔を作ります。今度は100%の笑顔で「いーーー」と声を出しながら、3秒キープ。このときの笑顔が、自然な笑顔です。真顔のときにこの自然な笑顔でいられると、マスク越しの印象も良くなりますよ。

引用元:元アナウンサーが教える。自然な笑顔の作り方と練習法|「マイナビウーマン」

ウインクで表情筋を動かしてみるトレーニング

出典:photoAC

ウインクは表情筋を鍛えるのに最適なエクササイズです。表情筋の動きがスムーズだと、毎日の笑顔に差がつきますよ。

  1. まずは、右目だけを5秒間しっかり閉じます。片方の目だけつぶれるよう、しっかり力を入れてみてください。
  2. 続いて左目。目尻にしっかりシワが寄るぐらい力を入れてくださいね。
  3. 左右の目を交互につぶる動きを素早くします。目を閉じたとき、口角も上がっていることをチェック。10回を3セットしたら完了です。

引用元:【素敵な笑顔の作り方】1日1分であなたの第一印象がアップ!

風船をイメージして口輪筋を鍛えるトレーニング

出典:photoAC

口周辺はマスクをしているときに見えませんが、素敵な笑顔を作るのには口輪筋の力が欠かせません。口周りをしっかりほぐしていきましょう。

  1. 口をしっかり閉じて、右頬に空気をためて風船のように膨らませます。そのまま5秒間キープ。
  2. 続いて、左頰→上唇→下唇も同様に風船の動きをしていきます。
  3. 最後に、口全体で風船の動きをして5秒間キープします。頬の内側や口周りの皮膚がピンと張るのを感じながらトレーニングしてみましょう。

引用元:【素敵な笑顔の作り方】1日1分であなたの第一印象がアップ!

笑顔を引き立てるメイクにもひと工夫を

血色を良く見せ、笑顔の印象をより明るくするにはメイクが欠かせません。アイメイクのプロフェッショナルであるアイリストも、マスク着用時のメイクにはひと工夫が必要です。マスク着用時のメイクのポイントを見ていきましょう。

眉はしっかり描いて も浮かない工夫が必要

眉山をしっかりめに描いて眉尻は細めに、眉毛の下側のラインはぼかさずはっきり描くようにします。のっぺり感が出ないよう、 パウダーとペンシルの2種使いがおすすめ です。リキッドアイブロウを使うと、化粧崩れもしにくくなります。髪色よりも少し明るめの色だと、しっかり描いても浮きにくいですよ。仕上げに使うのは、眉マスカラ。色を乗せつつ毛並みを整えれば、垢ぬけた印象に仕上がります。

アイシャドウでくすみを飛ばして立体感をプラス

目元のクマやくすみがカバーできていないと、せっかくの笑顔も台なしです。ベースメイクやコンシーラーでもカバーしきれない目元のお悩みには、アイシャドウの乗せ方で対処していきましょう。 血色不良や黄ぐすみにはピンク系、色素沈着による茶色っぽいくすみにはオレンジ系 のアイシャドウを使います。アイシャドウの仕上げに、涙袋とまぶたの中央に同じ色をオン。そうすることで、立体感がアップできますよ。

マスクメイクはメイク崩れ予防策が大事

マスクの中は湿度が高く、口元からの蒸気でファンデやアイメイクも崩れやすくなりますよね。マスク着用時は、メイク崩れ対策もいつもより入念に行っておきましょう。メイク道具は、ウォータープルーフタイプを使用します。アイシャドウは、粉飛びせず肌馴染みの良いタイプを選びましょう。すべてのメイクが終わったら、 ミスト状の化粧水をメイクの上から吹きかけます 。メイクキープスプレーやフィックススプレーなどと呼ばれる商品で、メイク崩れを防ぎ、お肌の水分もキープしてくれますよ。お仕事中の合間にひと吹きしてみるのもおすすめ。肌を潤わせつつ、気分もリフレッシュでき、笑顔をより引き立ててくれます。

まとめ

美しい目元を演出するプロフェッショナルである、アイリスト。マスクをしていても、常に美しい笑顔でお客様をお迎えしたいですよね。まずは鏡に向かって、笑顔の練習をしてみてください。改めて自分の表情を見つめることで、新たな気づきが得られるかもしれませんよ。200624Ezt

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