アイブロウのトレンドは?アドバイスポイント&おすすめアイテムも
最近は、アイブロウ専門サロンも普及して“アイブロウメイク”への関心は高まっています。そんななか「マツエクと合わせて眉毛も整えたい」「通いなれているアイサロンで眉毛もお願いしたい」というお客様もいるでしょう。マツエクやラッシュリフトに加えてアイブロウも担当させてもらえると、目元のトータルデザインができるため、よりお客様に満足してもらえるはず。今回は、お客様に合わせたアイブロウの提案ができるよう、トレンドやおすすめの商材をご紹介。セルフメイクでのアドバイスポイントや店販おすすめ品もお届けします。
2025年のアイブロウ、トレンド傾向は?
まずはアイブロウのトレンドを押さえていきましょう。ここでは、Q&A方式で5つのトレンドポイントをお伝えします。
トレンドの形は?
ナチュラルでやわらかい印象を作りやすいアーチ形の人気が高まっています。以前から韓国風眉として選ばれていた平行眉の人気も続いていますが、最近は韓国アイドルにもアーチ眉が見られることが後押ししているのかもしれません。
太さのトレンドは?
太い・細いのどちらかで選ぶとすれば、細めが好まれる傾向にあります。「流行は繰り返す」といわれる通り、一時期は太眉がトレンドとなっていましたが、最近は細眉寄りのニーズが上昇中です。
ただし、眉毛の太さは一般的に“目の縦幅の2/3が目安”にすると似合わせやすいもの。それよりも細め、もしくは太めをオーダーされた場合「目の縦幅の2/3をベースに、それよりもやや細く(太く)」といった折衷案を提案してみると、お客様にも納得・満足いただきやすいでしょう。
横幅の長さにトレンドはある?
眉毛の横幅の長さにトレンドというものはないよう。顔のなかでのバランスを見て長さを考えることが大切です。目の幅やこめかみの形状が丸みを帯びているか、角ばっているかなどを確認したうえで、眉毛の横幅の長さを決めていきましょう。
毛の長さのトレンドは?
眉毛の毛の長さにもトレンドがあり、最近は毛並みを感じられる長めが好まれています。毛量が多く濃すぎる場合は、ピンセットで間引いて薄くしましょう。全体的にカットすると薄くはなりますが、アイメイクがのっぺりとしてしまったり顔の側面から見るとまだらに見えたりしてしまいます。カットする場合は、眉尻など眉毛の輪郭からはみ出る部分だけ整える程度にとどめましょう。
カラーにトレンドはある?
アイブロウのカラーは淡い色味がトレンドです。ただし、似合う色味はお客様によって異なるため、一人ひとりに合わせるように心がけましょう。アイブロウマスカラの種類は多種多様で、髪色や目の色に合わせるのが基本ですが「推しのカラーにしたい」といったオーダーに応えることもできます。
なお、前髪があるお客様は前髪と眉毛が重なると濃く見えてしまうため、薄めの眉毛に整えておくのがおすすめ。カラーエクステを装着している場合は、エクステと眉毛のカラーを統一すると目元に一体感が生まれ、お客様の満足度も上がるでしょう。
施術に使えるアイブロウ商材2選
ここでは、アイブロウの施術で使える商材を厳選して2つご紹介します。
【ミューベルダ】 WAXスターター3点セット
ワックス脱毛のプレケア・脱毛・アフターケアに使える3点セットです。クレンジング剤の「プレケアクレンジング」はメイク落としをしつつ肌に潤いを与え、スムーズな脱毛を可能に。「ぷるツヤハニーWAX」は毛の太さを選ばず使えるハードワックスです。はがす時の痛みが少なく、施術後の赤みが引きやすいといった特徴に加えて、肌のキメを整えるといった効果も見込めます。施術後のケアには「AURENA(アウレナ)」の「オールインワンMild」を使うだけで、肌荒れの予防や肌の引き締めが期待できます。
【AIVIL】ブロウマイスター
眉毛の生え癖、毛自体の癖に悩むお客様に使えるアイテム。2ステップで眉毛の毛並みを統一し、毛流れを揃えることができます。「眉毛が真上を向いてしまってブラシで整えられない」「眉毛に癖があり、短くしてもボサボサな印象になる」といったお客様にご案内してみましょう。眉毛全体だけでなく、眉頭や眉尻だけの部分的な施術も可能です。
お客様にアドバイスしたいトレンドアイブロウメイク術をチェック
サロンで眉毛を整えてメイクまで完了。しかし「この眉毛を自分で再現できるか分からない」と不安を抱くお客様は少なくありません。そこで、以下のようなセルフメイクでのポイントをアドバイスすると、満足度のアップにもつながるでしょう。
- 毛の処理はピンセットが基本
- コンシーラーを活用する
- スクリューブラシで毛流れを整える
- アイブロウマスカラの使い方に注意
毛の処理はピンセットが基本
眉毛は、放置しておくとどうしても長く伸びてきてしまいます。調整したい場合は、伸びて飛び出ている毛をピンセットで抜きましょう。トレンド眉毛で大切な毛並みを残すためにもカットは原則行わず、眉毛の上下など、輪郭からはみ出る毛に限ってカットします。
目元用コンシーラーを活用する
コンシーラーを活用すると、肌がトーンアップして眉毛がはっきりとします。アイブロウペンシルなどで眉毛を描いても眉尻がぼんやりしてしまう方、キリッとした目元を目指す方は、コンシーラーを使うと良いでしょう。
スクリューブラシで毛流れを整える
眉毛も髪の毛などと同じく“毛”なので、そのままメイクに突入するのは好ましくありません。まずはスクリューブラシを使って毛流れを整えましょう。トレンド眉毛にするためにもこの工程はポイントで、ブラシで立体感を作ることでより毛並みを感じやすくなります。
アイブロウマスカラの使い方に注意
アイブロウマスカラを使う際は、マスカラ液の付け過ぎに要注意。ブラシにマスカラ液がべったりと付いてしまっている場合は、余分なマスカラ液を落としてからメイクを進めましょう。
眉毛が寝てしまっている場合は、毛流れに逆らって毛を立てるようにしたあと、毛並みに沿って撫でていくのがおすすめです。最後にスクリューブラシで整えるのも有効でしょう。
なお、眉毛も髪の毛も黒色の方は透明を、眉毛が薄い方は繊維入りのアイブロウマスカラを選ぶと、顔なじみの良い眉毛に仕上がります。
店販にもおすすめ!トレンド感たっぷりの眉毛へと導くアイテム3選
ここでは、サロンでの施術にも店販にも使えるアイブロウアイテムのなかから、おすすめを3つご紹介します。
【PARISBROW】スリムブロウペンシル
眉毛を1本ずつ描き足しやすい、0.9mmの極細アイブロウペンシルです。業界トップクラスの細さでありながら折れにくく、スルスル描けるしなやかさも併せ持っています。発色もしっかりしており、落ちにくい点でも多くの高評価を得ているようです。ブラウンやオリーブグレーなど、使いやすい5色展開。スクリューブラシ付きなのもポイントが高いでしょう。
【ウトワ】メカニカルアイブロウペンシル
細いラインが描きやすい、極細のアイブロウペンシルです。繰り出し式なので削る手間なくいつでも細いラインが描けるうえに、肌への密着度や発色の良さなどのバランスも取れた1本。モチの良さに加えてスマッジプルーフ処方という点も強みで、朝のメイクを綺麗に長くキープできます。ブラウン系とアッシュ系を各2色含んだ5色展開で、いずれも使いやすい色味が魅力です。
【DRAWB】アイブロウマスカラ
色の明るさだけでなく、肌のトーン・眉毛の毛質によって選びやすいアイブロウマスカラです。こだわりの2色展開で、おすすめのヘアカラーや毛質が示されているため、お客様にご案内しやすいでしょう。高発色な一方、透明感がある仕上がりで、ナチュラルな垢抜け眉毛が作れます。固まりすぎることがなく、自然な毛流れを作れる点でも使いやすいでしょう。
まとめ
2025年のアイブロウのトレンドは“アーチ形で毛流れを感じる眉毛”。一度綺麗にしても、伸びてくる眉毛は定期的に整えなければなりません。お客様にはセルフメイク・ケアをご案内しながら、サロンでプロの手を借りるメリットをお伝えすると良いでしょう。一方で、アイブロウのトレンドは常に移り変わっていきます。今のトレンドを押さえながら、常に最新情報をリサーチしてお客様にご提案できるようにしておきましょう。
※本記事の内容や価格はすべて、2025年9月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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