『Ribbon』aoiの今後の展望[最終回]

この記事をシェアする
サムネイル

最終回を迎えて

1年間アンバサダーとしてコラムを執筆させていただきました。読んでくださった方はいかがでしたでしょうか?

私はアイリストになったのが34歳でした。まともにアイリストとして勤務できないままコロナ禍。経験がほぼないままでの独立でした。一人で試行錯誤してサロンを出し、誰も味方もなく、必死の何年かでした。あの時知りたかったこと、誰かに届けばいいなの気持ちで発信を続けてきました。

Instagramをやり始めたのも35歳から。
今はあったらいいなを形にするためメーカー業として頑張っています。

私のキャリアが薄いのは早く出産をしていて仕事や勉強に時間をかけれなかったことにあって。結婚出産を20歳でして、良かったこともたくさんあったけど、仕事の面では思うように働けず辛いこと、悲しいこと、しんどいことの方が多かったような気がします。女性として母として妻として、何かを頑張るには色んなものや時間を犠牲にしなくてはいけなくて、頑張ることさえ許されない環境に何度も涙しました。そんな自分が30歳を過ぎて専門学校へいき、アイリストになり、必死に積み上げてきた中で、Beautéさんでコラムを書かせていただけたこと、本当に嬉しく思います。

アイ業界について

アイ業界はまだ発展途上にあると言われています。盛り上がりを見せる一方でトレンドや技術が次々に生まれ、常に変化を求められます。

環境も変わりやすく1年前には1店舗しかなかった地域が急に10店舗に増えたりと、目まぐるしく状況が変わっていきます。私の住む地域は激戦区に変わってきていて、実際3年前より集客の難しさを感じています。業界の歴史が浅いので、認知や、技術面や、教育面いろんな面が足りてないと感じます。

今後について

まずは認知を広げたい。ここがとにかく重要と考えています。
アイをただの目元の美容と侮ってはいけません。

目元が変われば、自信につながり、果てには自分の人生を変えるキッカケになるかもしれません。
毎日鏡で見ないことがない自分の目元。

今はいろんなメニューが増えて沢山の選択肢がありますが、まずはアイそのものが素晴らしいと感じてもらうことが大事です。沢山のメニューがあってもサロンに足を運んでもらえなければ、知ってもらえなければ意味がありません。

私はアイメーカーとしてアイリストさん向けに商品を開発販売する傍ら、この認知を広げる活動を今後行なっていく予定です。ヘアメイクや、ファッション、ネイル、トータルの中に当たり前にアイが入るように他業種の方とも協力しながらSNSなどをやっていく予定です。発信、体験、共感、拡散を軸に、アイに足りない体験できる機会をたくさん作れたらと思っています。

メーカーとして

最近たくさん発信を頑張っています。私がここまで来れたのも発信を続けてきたからだと思っています。

まだまだ浅い業界だからこそ、少しでも悩んでいる方に届くようにわかりやすく勉強になる発信を続けていこうと思っています。たくさん商品を購入してくれている方がいるのでできている活動だとは思うので、今後も慢心せずアイリストが本当に欲しいものを作るメーカーとして頑張っていきたいと思っています。新しい技術を今後も出していく予定です。BWJ大阪で1つ発表予定ですのでぜひ見にきてくれたらと思います。

最後に

アイリストになって、私の人生は大きく変わりました。でも私自身は変わってません。

相変わらず変なTシャツも着てますし、毎日をすっぴんで過ごしています。
クーポンが大好きですし、猫にだけ財布の紐が緩むのも変わってません。

私は昔から探究心や妄想力が強い人間で、疑問を疑問のままにできない所と、こうなったら?こうしたら?と想像力とこだわりが強い人間です。
納得できないと前に進めず、どうして?なんで?が毎日です。

なぜSNSでこの投稿が見られているのか?
まつ毛がなぜこうなるのか?どうして?
こうしてみたらどうだろう、
毎日そんなことを思いながら生活しています。私の人生には知りたいこうしたいが沢山あるのだと思います。まだまだ知りたいことやりたいことが沢山あります。

皆さんも、毎日取りこぼしがちな自分の感情に向き合って、自分の人生を歩んで欲しいなと思います。これを読んでいるあなたがどう思うのかも知りたいです。

この記事をシェアする