【動画解説】まつげパーマの軟化って?見極めのコツをチェック

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幅広い世代に支持されているまつげパーマ。近頃では、専門サロンも登場し、多くのサロンで導入されています。そんなまつげパーマの施術では、見た目だけでは判断しにくいまつげの“軟化”が難しいという声も。軟化完了のタイミングや見極め方を知りたいアイラッシュ施術者も多いのではないでしょうか?そこで今回は、まつげパーマの施術でポイントとなる「軟化の見極めのコツ」をチェック!分かりやすい動画とともに解説します。

まつげパーマの軟化とは?

まつげパーマの軟化の見極めのコツ

ロッドと薬剤を使って自まつげをカールさせるまつげパーマ。
まつげパーマを行う際には、まつげパーマ専用の薬剤を使います。このとき使用する薬剤は、髪のパーマと同様に、1剤と2剤に分かれていることがポイントです。

まつげを構成する成分とまつげパーマの仕組みとは?

まずは、まつげを構成する成分ととまつげパーマの仕組みについておさらいしましょう。
そもそもまつげの成分は、毛髪と同じ。毛髪の成分は、主にケラチンというたんぱく質でできています。ケラチンは他のたんぱく質に比べて、シスチンというアミノ酸が多く含まれていることが特徴です。
このシスチンは、システインというアミノ酸が2つ結びついた形となっており、この結合のことをシスチン結合と呼びます。
まつげや毛髪のパーマでは、この強固なシスチン結合を遮断・再結合して行うものです。

軟化とシスチン結合の関係

まつげパーマでは、1剤を塗布して、毛髪のシスチン結合を遮断します。シスチン結合が遮断されると毛髪は柔らかい状態に。この状態を“軟化”と呼びます。
つまり、今回のテーマである軟化の見極めとは、まつげパーマの1剤を塗布した後の変化を指しています。

ちなみに2剤の役割は、1剤で切り離したシスチン結合を再び結合させること。新たなカールを固定させることで、まつげパーマが完成するのです。

1剤できちんと軟化ができていない場合、2剤でしっかりとカールを固定することができません。まつげパーマでは、まず1剤でしっかり軟化させることが成功の鍵となるでしょう。

軟化不足とはどんな状態?

通常、健康なまつげは、ph4.5〜ph5.5程度の弱酸性であることがほとんどです。まつげパーマでは1剤を塗布することにより、まつげを弱酸性の状態からph8.0〜ph9.0程度のアルカリ性に傾けることで、シスチン結合を遮断した状態に導きます。

軟化不足というのは、1剤を塗って弱酸性からアルカリ性に傾いたときに シスチン結合が遮断できていない状態のこと。軟化不足のまま、まつげの状態を弱酸性に戻してしまうと、シスチン結合の遮断や再結合ができていないため、カールがつかない状態となるのです。

まつげパーマの軟化が甘いとどうなる?

前述したように、まつげパーマを行う際には、1剤を塗布してまつげを柔らかい状態にする“軟化”が非常に重要なポイントとなります。

まつげパーマの軟化が甘いと、その後の2剤を塗布してもしっかり形づくることができないので要注意。これでは、せっかくまつげパーマをしても「まつげが全然上がらない」「カールが付かない」という結果になってしまいます。

しかし、軟化不足が心配だからといって、時間を置きすぎてもいけません。まつげが軟化しすぎると、まつげ内部の成分をアルカリ性に傾けすぎたダメージにより、その後弱酸性に戻しても、内部成分が破壊・流出した状態になることがあります。
このような状態になると、まつげにハリがなくフニャフニャになってしまったり、切れたりすることもあるのです。

サロンにとっては、まつげパーマがかからなかったり、お客様の自まつげが傷んでしまったりすることはあってはならないこと。
まつげパーマの軟化の見極めが甘いと、サロンの評判を落としてしまう可能性もあります。
幅広いお客様から、注目が高まっているまつげパーマ。お客様に満足していただくためにも、今一度、軟化の見極め方をチェックしましょう。

【動画解説】まつげパーマの軟化の見極め!コツを動画で紹介

まつげパーマの仕上がりには、軟化の見極めが大きく影響を与えます。ここでは、軟化チェックの方法やポイントについて見てみましょう。

まつげパーマの軟化チェック方法
1. まつげパーマの1剤を塗布して、規定の使用方法に従って時間を置く
2. 時間がきたら、1剤を軽くオフした後に、マイクロスティックなどでまつげを数本外して動かしてみる
3. 軟化不足の場合、さらに1、2分ほど時間を置いて、再チェックを行う

ここで重要になるポイントが、軟化の見極めのコツです。
まつげの1剤を塗布したあと、同じ時間を置いていても、太さやコシによって軟化できていない部分が出てくることがあります。
まつげの一部だけをチェックするのではなく、全体をまんべんなくチェックすることが大切です。
もし一部分のみ軟化できていなかった場合は、軟化している部分を拭き取り、軟化が足りない部分のまつげのみ1剤をつけたまま時間を置いてくださいね。

では、軟化しきれていない状態について、動画でチェックしてみましょう。

【解説】
マイクロスティックでまつげを動かしても、ロッドにピタッと貼り付かず、ピンと伸びていることが分かります。このように まつげにコシがある状態は、まだまだ軟化不足のサイン
この状態ではまつげをしっかり上げることができないため、1、2分ほどさらに時間を置いて再びチェックを行います。
再チェックでも軟化できていない場合は、さらに1、2分置いてこまめにチェックしましょう。

次に、しっかり軟化できている状態の動画を確認してみましょう。

【解説】
マイクロスティックでまつげを動かしてみたところ、軟化不足のときのようなコシはなく、ロッドにピタっと貼り付いています。この際、全部貼り付かなくても、まつげがしなって自在に向きを変えられるようであれば、軟化完了のサインです。
軟化不足の動画と見比べてみると、まつげが柔らかい状態になっていることが分かります。

軟化チェックの注意点

まつげパーマの1剤塗布後のチェックでは、「軟化不足」「軟化しすぎ」に注意しましょう。
軟化不足の場合は、まつげ全体をチェックして、軟化できていない箇所を1、2分ほど置き、こまめにチェックすればOKです。1剤塗布後は時間を置きすぎず、こまめに確認することを心掛けましょう。

問題は、軟化がかなり進んでしまったとき。
以下のような状態だと、軟化が進みすぎているかもしれません。

  • まつげがフニャフニャになっている
  • まつげがドロドロした状態になっている
軟化しすぎると、まつげが切れたり、チリチリになったりすることもあります。このような事態を防ぐためには、軟化チェックをこまめに行うことが肝心です。1剤の塗布後は、規定の時間を守りつつ、こまめに軟化具合をチェックしましょう。

まとめ

一時的なブームにとどまらず、今後も安定した需要が期待できるまつげパーマ。導入しているサロンも多くありますが、技術力が試されるメニューでもあります。まつげパーマで押さえたいポイントは、軟化の状態をしっかりと見極めること。まつげがしなって、自在に向きを変えらkれる状態になっていれば軟化できているサインです。軟化しすぎた場合、お客様のまつげを傷めてしまうこともあるので注意しましょう。気になる方は、動画を見ながら軟化の見極め方をマスターしてくださいね。

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