アイとの出会いが人生を動かした―人気サロンオーナー新川さやさんにインタビュー

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「学生時代はやりたいことが分からないまま過ぎていきました」と語る新川さやさん。ヘアサロンのアシスタントからスタートし、本気で打ち込めるアイの仕事に出会ったのは31歳のときでした。現在は2店舗のアイラッシュサロンオーナーであり、講師やコンペ審査員としても活躍中。子育てと仕事を両立しながらキャリアを花開かせてきた歩みや、施術を支える愛用品、人気アイデザイナーの共通点についても伺いました!

【プロフィール】新川さやさんとは

アイとの出会いが人生を動かした―人気サロンオーナー新川さやさんにインタビューアイデザイナー 新川さや(あらかわ さや)さん

宮古島出身。2019年に自宅サロン『EN.eyelash(エン アイラッシュ)』を立ち上げ、2024年には2店舗目となる『THE ART(アート)』をオープン。アイデザイナー歴は7年目を迎え、現在はスタッフ8名を抱えるサロンオーナー兼アイデザイナーとして活躍中。近年では、講師業や2025年度EWC(Eyelash World Cup)アイブロウ部門の審査員も務めるなど、活動の幅を広げています。
スタッフから100万、130万円プレイヤーも続々輩出しているという新川さん。Instagramのフォロワーは1.7万人(2025年12月現在)を超え、ファンからも厚く支持されています。デザイン性の高い施術テクニックはもちろん、趣味の車やプライベートの一面ものぞける投稿が人気。新川さんならではの世界観は、以下のInstagramからチェックできます。

▷新川さやさんの公式Instagramはこちら

「やりたいことが分からなかった」学生時代から、アイビューティに出会うまで

アイとの出会いが人生を動かした―人気サロンオーナー新川さやさんにインタビュー―さっそくですが、美容の道へ進もうと思ったきっかけを教えてください

高校卒業後は「これがやりたい」というものがないまま、とりあえず美容学校に進学しました。特別、美容が好きというわけではなかったのですが、子どもの頃から図工や美術が得意で、ものづくりが好きなタイプでした。宮古島には高校までしかなかったので、とりあえず周りから評価されていた手先の器用さを活かせるかな、と思い沖縄本島の美容学校に進みました。

―美容学校卒業後はどうしていたのですか?

専門時代の学校の先生から、「まずは美容師を経験しないと何も務まらない」と言われていたので、美容師国家資格を取得し、美容室に就職しました。アシスタントとして5年ほど勤務していたのですが、自分の中でどこかしっくりこなくて…。スタイリストになる手前で、結婚を機に退職することにしました。

―それから、アイビューティを仕事にしようと思ったきっかけは?

美容室を辞めてからは、美容学生時代から続けていた夜の飲食店で本格的に働いていました。もともと、こちらの仕事の方が自分に合っていると思っていましたが、離婚・再婚・出産を経て「子どものためにも昼の仕事に切り替えたい」と思うようになったんです。そんなとき、以前勤めていた美容室にネイルとアイの部門が新設されていたので、資格を活かしてアイデザイナーとして再スタートしました。このとき31歳だったのですが、ヘアのときよりも自分にフィットする感覚があり、「これなら続けていけるかな」と思えたのがアイのお仕事でした。

業務委託アイデザイナーから2店舗のオーナーへ―子育てしながら“才能が開花”

アイとの出会いが人生を動かした―人気サロンオーナー新川さやさんにインタビュー

―独立までの経緯と当時の気持ちを教えてください

子育てをしながら働いていたので、「同じ時間でもっと収入を上げたい」と考えるようになりました。美容室ではどうしてもヘアのお客様がメイン層となるので、アイの施術をもっとこなしたいと思い、人気アイラッシュサロンのオーナーさんのもとで業務委託として働くことを決めたんです。1日9~10名を担当しながら経験を積み、そこでサロン運営のノウハウも学びました。同時に開業準備も進め、半年ほどで自宅サロンをオープン。不安よりも、「自分の時間ができるかも」というワクワクのほうが大きかったです。

―個人サロンをオープンしてから順調でしたか?

そうですね。夜の飲食店時代の接客経験や元々の手先の器用さが、指名につながっていったのではと思います。飲食店は男性相手の接客でしたが、アイは主に女性相手の仕事なので、髪型やファッションもガラっと変えてみたりと印象づくりも意識していました。

アイとの出会いが人生を動かした―人気サロンオーナー新川さやさんにインタビュー▲青髪時代の新川さん

手が空いた時間は、海外・国内問わずSNS(Instagram、TikTok、YouTubeなど)で情報を集め、トレンドチェックも欠かしませんでした。おかげで、コロナ禍のアイブロウ需要にも対応でき、スタッフも1名採用することになりました。

―その中で、特に大変だったことはありますか?

スタッフを採用したものの、予約が埋まらなかった時期がありました。自分の予約は埋まっていても、スタッフの枠がなかなか埋まらず、「どうしたら良いんだろう」と悩みましたね。そこで、独学で集客の勉強を始めたんです。こちらもSNSなどでいろんな方が発信している内容を参考にしながら、Instagram広告や動画で店舗の雰囲気やスタッフの技術力の高さを発信し続けたところ、3カ月目には反響があり、予約は一気に満席になりました。
予約が増える一方で求人の応募も殺到したため、「うちで働きたいと言ってくれるだけありがたい。なるべく多くの方を採用できるようにしたい」という想いから2店舗目のオープンを決意し、現在の9名体制に至ります。

さらに広がる世界。講師活動への挑戦と仕事のやりがい

アイとの出会いが人生を動かした―人気サロンオーナー新川さやさんにインタビュー

―講師や審査員として活動するようになったきっかけは?

自分の店舗を構えたことでレッスン用の席も確保できたため、最初は沖縄でマンツーマンのレッスンからスタートしました。DMでも問い合わせをいただくことが多く、今も月1回ほどのペースで講習を行っています。そこから徐々にご縁が広がり、昨年あたりからはメーカーさんから講師のお仕事をいただくようになりました。EWC(Eyelash World Cup)のアイブロウ審査員を務めさせていただいたときは、「自分で良いのかな」と驚きつつもとてもありがたい経験でした。

―講師業や、サロン運営で感じるやりがいとは?

サロン運営の面では、スタッフが「今までのサロンより働きやすい!」と実感してもらえることにやりがいを感じます。「以前働いていた頃よりお給料が増えた」「今までの売上を更新できた」「休みもしっかりとれる」と喜んでもらえると、本当にうれしいですね。講師業では、「分からなかったことが分かるようになった」「以前よりも格段に綺麗に仕上げられるようになった」と感想をいただくことがモチベーションになっています。

そんな新川さんを支える、愛用アイテムを教えてください!

アイとの出会いが人生を動かした―人気サロンオーナー新川さやさんにインタビュー左から:プロシステム/2wayカールスティック/ボリュームラッシュ専用ツィザー tfv-04+

SNSで「それ何ですか?」と一番質問をいただくのが、『テクニコ』の「2wayカールスティック」です。独立後にラッシュリフトが流行し始めた頃からずっと愛用していて、つまようじなど他のツールも試しましたが、自分の施術にはこれが一番しっくりきました。
ラッシュリフト剤は『cite(シーテ)』の「プロシステム」が好きで、仕上がりや扱いやすさの面で信頼しています。

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アイブロウ施術なら、『beaupro』の「ボリュームラッシュ専用ツィザー tfv-04+」がおすすめ。角が丸くなっているので、お客様の肌への負担を抑えながら繊細な作業ができる点がお気に入りです。

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人気アイデザイナーの共通点とは?新川さんが見つけた答えと今後の挑戦

アイとの出会いが人生を動かした―人気サロンオーナー新川さやさんにインタビュー

― 新川さんが考える「伸びるアイデザイナー」の共通点は?

講師やサロンオーナーとしてさまざまな方を見てきて感じるのは、指名が多いスタッフほど「ワゴンが綺麗」ということです。自分自身も神経質なところがあると自覚していて、整理整頓が得意なところや、“細かいところにも気付ける丁寧さ”こそが、施術のスピード感や仕上がりの美しさにつながっていて、アイデザイナーとしての強みになっていると感じています。

―新川さんが走り続けてこられた原動力と、今後の展望を教えてください

ここまで続けてこられたのは、やはり子どもの存在が大きいです。アイブロウを勉強し始めた頃は、授乳中も動画で勉強していたほど、スキマ時間を徹底的に活用していました。沖縄在住でなかなか大都市の講習などには参加できなかったので、InstagramやYouTubeなど、SNSをフル活用して技術を学んできたんです。こうして第一線で活躍する先輩アイデザイナーの姿を見てきたこともモチベーションになっていたと思います。将来的には美容以外にも挑戦してみたいことがあるのですが、今はまず、スタッフが講師活動など自分のキャリアを広げていけるような環境を作っていきたいです。

―現役・未来のアイデザイナーにメッセージをお願いします

今はSNSが当たり前にあって、独学でも学べる環境が整っています。だからこそ、ただ待っているだけでは現状は変えられないのかなとも思います。私が子育て中に、時間を確保しながらしっかり稼ぐ働き方を考えるようになったように、みなさんの背景も強みになるはずです。自分から情報を取りにいって、手を動かし続けてほしいと思います。

まとめ

やりたいことが分からないまま社会人になり、一度は美容の世界を離れた新川さん。お子さんをきっかけにアイビューティに出会い、キャリアが大きく動き出したことが印象的でしたね。子育てと仕事を両立しながら技術を磨き、独学で集客力や認知度を積み上げてきた歩みからは、「いつからスタートしても遅くないんだ」という前向きな勇気をもらえます。スタッフのキャリア育成にも力を注ぎながら、新たな挑戦に向かう新川さんを、Beauté編集部は引き続き注目していきます。

※本記事の内容や価格はすべて、2025年12月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。

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