【画像&動画解説あり】強いカールの装着が苦手な人のためのコツと練習方法

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マツエクの装着は、アイリストにとって基本中の基本ですが、慣れないうちは難しいと感じる人も多いでしょう。特にCCカールやLカールのような強いカールのエクステは、接着面が取りづらく向きのバラつきも目立ちやすいため苦手意識を持ちやすいもの。そこで今回は、カールの強いエクステの装着のコツと練習方法を学んでいきましょう。

強いカールが苦手…装着のお悩み&原因・対処法

初めに、初心者アイリストによくある装着のお悩みとその対処法を見てみましょう。

お悩み1.根元が浮いた状態で装着してしまう

根元が浮いてしまうのは、マツエクの角度と自まつげの角度が合っていないことが原因です。マツエクの角度が自まつげに対して上がりすぎていると、マツエクの根元が自まつげの下に出てしまい、逆に自まつげに対して下がりすぎているとマツエクの根元が自まつげの上に出てしまいます。
根元が浮くとエクステが引っかかって取れやすくなるので確実に装着することが大切です。マツエクと自まつげがきちんと沿うように意識しながら装着しましょう。まずは、正しい装着を何度も経験し、感覚を養っていくことが大切です。

お悩み2.向きがきれいに揃わない

向きを揃えて付けられないのは、根元が浮いていたり根元がきちんと沿わせられていなかったりするのが原因です。また、そもそも正しい向きが分かっていないということもあります。
エクステの向きが揃わないと、バラつきが目立ち美しく仕上がりません。カール感の強いCCカールやLカールは、特にバラつきが目立ちやすいのでより一層の注意が必要です。
向きを揃えてきれいに付けるためには、正しい向きを知ることから始めてみましょう。エクステを自まつげに沿わせながら毛先へスライドさせるように装着させます。何度も練習を繰り返すことで感覚が洗練されていきますよ。また、くせを持つ自まつげへの装着が苦手という人もいるでしょう。
そんな人は、絡め付けの練習がおすすめ。常にまっすぐに付けるという意識を持って装着するようにしましょう。

お悩み3.接着面がしっかり取れない

接着面がしっかり取れないのは、マツエクと自まつげの角度が合っていないから。カール感が強くなればなるほど接着面は小さくなるため、特にCCカールの装着を難しいと感じる人も多いでしょう。
接着面の確保はマツエクのモチに関わるため、確実に押さえておきたいポイント。カールが強いエクステでも、取れる接着面はきちんと取るという意識が大切です。自まつげとエクステの向きが合っているか、また根元が合わせられているかを確認しながら装着しましょう。

【画像&動画で解説】根元を浮かせない装着のコツ

CCカールとLカール別に、装着OK例と装着NG例の画像や動画を見ながら解説していきます。

【画像&動画解説】CCカールの根元合わせ

まずは、CCカールの根元合わせから見てみましょう。

【OK例】CCカールの根元沿わせ

CCカール、Lカールの装着解説上の画像はCCカールを使った装着OK例です。マツエクの根元が自まつげにきちんと沿っているのが見て取れるでしょう。

【NG例】CCカール根元沿わせ

CCカール、Lカールの装着解説こちらのNG画像では、エクステの角度が自まつげに対して下がりすぎているため、エクステの根元が自まつげから離れてしまっています。エクステの根元の浮きは、正面から見るだけでは気づきにくいもの。初めのうちは、装着したエクステをいろんな角度から見て確認すると良いでしょう。
また、何度も練習することで正しい装着を経験し、感覚を養うことも大切です。正解の感覚が身に付けば、他の角度から確認せずとも、装着したときに正解・不正解が分かるようになりますよ。

正しい装着方法を動画でもチェック!

より分かりやすいように、動画でもCCカールの装着方法をチェックしてみましょう。

まず、2玉のグルーを付けたエクステを、自まつげの根元から1mm程度開けたところに置き、自まつげの毛先に向かってスライドさせて戻ってくるように装着します。スライド装着は、根元をきれいに装着しやすく、グルーを均一に馴染ませられるというメリットがあります。
スライドのさせすぎは、マツエクのモチに悪影響を与えることもあるため、1回行って返ってくるくらいがちょうど良いでしょう。

【画像&動画解説】Lカールの根元合わせ

次に、Lカールの根元合わせを見てみましょう。

【OK例】Lカールの根元沿わせ

CCカール、Lカールの装着解説Lカールの根元沿わせOK例です。Lカールは、カールの立ち上がりはあるものの、根元部分はほぼストレートなので、接着面が取りやすいというメリットがあります。マツエクの根元からカールが始まるまでのまっすぐな面を、きれいに自まつげに沿わせることを心掛けましょう。

【NG例】Lカールの根元沿わせ

CCカール、Lカールの装着解説Lカールの装着NG例です。エクステの根元が自まつげの上に上がり、浮いてしまっていますね。エクステの根元が上に上がっているということは、エクステの角度が下がってしまっているということ。
エクステの角度を上げて、エクステの根元と自まつげがぴったり沿うように装着すると良いですね。

正しい装着方法を動画でもチェック

動画でもLカールの装着方法をチェックしてみましょう。

Lカールの装着もCCカールと同じようにスライドさせて装着します。グルーを2玉つけたLカールエクステを、自まつげの根元から1mm程度あけて沿わせ、上下にスライドさせましょう。
スライドさせて戻ってくるときは、エクステの根元からカールが始まるところまでをしっかり自まつげに沿わせるのがポイントです。

【画像で解説】エクステの向きを揃えるコツと練習方法

前述しましたが、カール感の強いCCカールやLカールはバラつきが目立ちやすいので、向きを揃えるのが苦手な人は繰り返し練習することが大切です。ここでは、エクステの向きを揃えて美しく仕上げるためのコツと練習方法を学んでいきましょう。

そもそもエクステの正しい向きとは?

前述の通り、「エクステの向きが揃わない」という人は、実は正しい向きが分かっていないということもあります。エクステの正しい向きとは、まぶたに対して垂直、まっすぐ上向きです。まぶたには丸みがあるため、エクステをまっすぐに装着することは容易ではありません。
そのため、何度もエクステの向きを意識して練習することで、正しい向きの感覚を身体に覚え込ませることが大切です。

紙を使った向きを揃える練習方法

正しい向きの感覚を養うためには、紙を使った練習方法がおすすめです。手順を見てみましょう。

1.紙にまつげの絵を描く

CCカール、Lカールの装着解説出典:【画像解説あり】強いカールの仕上がりにばらつきが…まっすぐつけるコツは?

目を上から見た絵を書きましょう。練習になるように、まぶたに丸みを付けるのがポイントです。自まつげの間隔は、初めは広めに設定し、練習が進むに連れ狭くしていくと本番のシチュエーションに近づけられますよ。

2.エクステを装着する

CCカール、Lカールの装着解説出典:【画像解説あり】強いカールの仕上がりにばらつきが…まっすぐつけるコツは?

まつげの絵に沿ってエクステを装着していきましょう。

3.装着後に仕上がりをチェック

【OK例】

CCカール、Lカールの装着解説出典:【画像解説あり】強いカールの仕上がりにばらつきが…まっすぐつけるコツは?

こちらは、きちんとエクステの向きが揃っているOK例です。自まつげの絵とエクステが美しく放射状になっています。真上から見たときに、自まつげとエクステが一体化している状態を目指しましょう。

【NG例】

CCカール、Lカールの装着解説出典:【画像解説あり】強いカールの仕上がりにばらつきが…まっすぐつけるコツは?

✕印のエクステを見てください。エクステの毛先が右や左へ曲がってしまい、バラついた印象になっています。エクステ数本の向きがバラついただけでも、完成度はかなり落ちてしまいます。お客様にご満足をいただくためには、エクステの向きを揃えることは必須といえるでしょう。

まとめ

マツエク施術における装着は、見た目の美しさやモチの良し悪しにもつながる重要な行程です。お客様の施術に入るときは、根元の浮きや向きなど完璧にしておきたいところ。まずは正しい装着を知り、反復練習することで技術を定着させていきましょう。210524Ekm

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