【目の形別デザイン提案例】タレ目が気になる。という方へのデザイン提案とは?

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“タレ目メイク”がトレンド入りするなど、タレ目=魅力的という印象を持っている人も少なくありません。実際マツエクを使ってタレ目を再現しようとするお客様も、多いのではないでしょうか。
しかし、もともとタレ目な人の中には、タレ目であることにコンプレックスを抱いている人も少なくありません。タレ目に見せるデザインはポピュラーになっていますが、逆に「タレ目に見せたくない」という要望にはどう応えるのが正解なのでしょうか。
今回は、タレ目に見えないデザインの提案術と、お客様にご紹介したいアイメイクテクニックをご紹介。ぜひ、日々の提案に生かしてみてください。

マツエクのデザイン提案でできることとは?

まずは、タレ目のコンプレックスをマツエクで解消するための提案術を紹介。タレ目に見えないようにするにはどんなデザインにすれば良いのか、確認していきましょう。

マツエクの長さを調整

出典:@eyeplus.designさん

タレ目な印象に仕上げたいときと同じく、タレ目に見せないようにするためにも、マツエクの長さに工夫を凝らすことが大切です。タレ目に見えるように仕上げるときは、目尻に長さを持たせて黒目の位置から目尻にかけて上まつげのラインを下げていきます。
タレ目に見えないように仕上げるには、それとは逆の発想で仕上げていくのが正解。目尻が下がって見えないよう、中央となる部分に長さのあるマツエクをつけ、パッチリ開いた目に見えるよう長さを調節してください。

目尻にかけてカールを強く

出典:@k0529xsさん

マツエクの長さだけでなく、カールに変化をつけることでタレ目に見えないようなデザインに仕上げる方法もあります。タレ目に見えないようにするには、目尻がキュッと上がって見える状態になるのが理想
黒目の位置から目尻にかけてのラインが下がらないようにするには、目尻に少し強めのカールのマツエクをつけるのがおすすめです。カールの強いものを使う場合は、目尻にもある程度長さのあるマツエクを用いるのが鉄則。
目尻にかけてマツエクに長さを持たせるのはタレ目デザインを作るときと同じ方法ですが、目尻のマツエクのカールを強くすることで、キュッと上がった目尻が再現できます。タレ目のやさしい印象から、キリっとした印象にチェンジするので、イメチェン効果も大。
目尻のマツエクに長さを持たせすぎると、強いカールのものを使ったとしてもタレ目がちに見えてしまう可能性があります。黒目上の長さよりも、目尻のマツエクの長さが長くならないよう注意してください。

カラーエクステを取り入れて視覚効果を狙う

出典:@k0529xsさん

マツエクの長さやカールだけでなく、カラーエクステを取り入れて視覚効果を利用する方法もあります。目尻に青やパープルなど、キリっと引き締まる寒色系のカラーエクステをプラスすることで、目尻のラインがキュッと上がっているような印象へと変化
強いカールのカラーエクステを目尻に入れれば、クイっと引きあがったラインに目が行き、タレ目な印象を払拭することができます。
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人間の脳はまつげの先端までを目と認識する
タレ目であるかそうでないかは、その人の目の形によるものだと考えている人も多いことでしょう。しかし、人間の脳は目の形そのものを認識しているのではなく、まつ毛の先端のラインをその人の目の形だと捉えているのです。そのため、マツエクを使ってタレ目の形を変えるのは大いに有効な手段だと言えます。

アイメイクも合わせて提案

マツエクのデザインを駆使すれば、タレ目をパッチリ目へと変身させることができます。しかし、メイクと合わせることでその効果はより高いものに。目元の美のプロであるアイリストとして、タレ目コンプレックスを解消するメイクのコツも、お客様へ提案していきましょう。

【眉毛】アーチと山をしっかり作ってシャープに

まずは、眉毛から。今は、平行眉や困り眉など、曲線が少なく眉尻が下がっているような眉毛デザインがトレンドとなっています。しかし、タレ目の人が眉尻下がりの眉デザインを取り入れてしまうと、タレ目の印象を強調させてしまうことに
タレ目のやさしい印象をキリっとしたシャープな印象に変えるためには、アーチと眉山をしっかり作ったようなデザインにするのがポイント。マツエクと眉毛でシャープさがプラスされるので、元の目がタレ目であってもすっきりした印象へと変化させることができます。

【アイシャドウ】グラデーションで「修正メイク」

引用元:byBirth

目の印象を大きく左右するアイシャドウは、塗り方のコツを抑えればタレ目な目元をキュッと目尻が上がったすっきりな目へと変化させることができます。ポイントは、ブラウンを使ったグラデーションで見え方を“修正”すること。以下で、手順をご紹介します。


1.アイホール全体にハイライトを入れる
2.目尻側が太くなるよう、ダークカラーを塗る
3.目尻側の太くなったダークカラーとハイライトとの境目に、ミディアムカラーを塗る
4.下まぶたの目尻付近にダークカラーを入れる

ハイライト・ダークカラー・ミディアムカラーのグラデーションが目尻側に生まれるため、上まぶたの目尻付近が強調されます。仕上げにしたまぶたの目尻あたりにダークカラーをプラスすれば、修正度がグンとアップ。下まぶたのダークカラーは、先の細いチップで色をのせるとわざとらしくなりません。

【アイライン】「キャットライン」で目尻を跳ね上げ

アイメイクの仕上がりを左右する存在であるアイラインも、ラインの引き方で目の印象を大きく変えられるメイクのひとつ。直接線を書き込むメイク方法なので、線の引き方次第でグッと自分の理想に近づけることができます
タレ目をキリっとした目元にするには、線の終わりをキュッと引き上げた「キャットライン」と呼ばれるアイラインを引くのがポイント。目頭からアイラインを引き始め、ラインの引き終わりとなる目尻部分で線の軌道をグッと持ち上げます。そうすることで、目尻に吊り上がったようなラインがプラスされるため、やさしい印象のタレ目もマイルドな印象に。
目尻に近づくほどラインを太くしていけば、シャープな印象をより強く出すことができます。

まとめ

マツエクは、目元の印象を大きく変えることができるアイテム。タレ目に対してコンプレックスを抱いているお客様にも、マツエクの施術を通して自信をもってもらえるようになります。
メイクのポイントも合わせて伝えてあげることができれば、お客様にとって心強い存在になれること間違いなし。タレ目な印象を変えたいというお客様がいらっしゃったときは、ぜひ今回ご紹介した内容をお伝えしてみてください。201114Eue

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