アーモンドアイ・たれ目・丸目…アイリストが覚えておくべき人気の目の形3パターン×おすすめデザイン
なりたいという希望の多い目の形が、アーモンドアイにたれ目、丸目です。お客様にオーダーされることも多いのではないでしょうか。そこで今回ご紹介するのは、元々その形の目の人におすすめのデザインに加え、なりたいという希望に近づけるための方法。お客様の「なりたい」にしっかりと寄り添うことが、お客様の満足にも直結するのではないでしょうか。
理想的な目の比率は
目の大きさには、お客様それぞれに個人差がありますよね。実は、一般的に美しいとされる理想の目の縦横比率があります。
縦幅1:横幅3
この目の縦横比率が、美しいとされる黄金比率だそう。そして、足りない幅を補って理想の目に近づけられるよう調整できるのが、メイクやマツエクの存在です。どんなマツエクデザインにおいても、この黄金比率を基準にするのが正解。理想の目の縦横比率に近づけることで、より魅力的な目を演出することができます。
エキゾチックな魅力!アーモンドアイ
アーモンドアイとは、目の両端が細く中央が丸みのある形です。
◆目の横幅が長い
◆切れ長
◆目の縦幅も広い
というのが、アーモンドアイの特徴で、美人の目と称されることもあります。芸能人で例えると、北川景子さんの目。東洋人を思わせるエキゾチックさがあり、クールな印象を持たれることが多いようです。日本人に多いのは、アーモンドアイだそう。そして、さらにアーモンドアイの中でも、
丸アーモンドアイ…縦幅があり目頭と目尻がシャープ
細アーモンドアイ…目頭と目尻だけでなく全体的にシャープ
と、さらに細かく分類することができます。
アーモンドアイに似合うマツエクデザインは?
画像元:@eyeplus.design
美人の目とも言われるアーモンドアイを持つお客様なら、目の形を活かしたナチュラルデザインが正解。目の縦幅が足りない切れ長よりのアーモンドアイなら目の中央に長さを出して縦幅を、目尻の長さが足りないなら目尻に長さを出して横幅をプラスし、「横3:縦1」の理想の形に近づけるように調節してください。
アーモンドアイに近づけるデザインは
お客様の理想として
◆大人っぽい目元になりたい
◆目尻を特に強調したい
といったものを挙げられたら、アーモンドアイを意識したデザインを提案しましょう。
アーモンドアイに近づけるためには、「横3:縦1」を意識しつつ、目尻に重点を置いたデザインに。目尻に向かって濃くなることで、目の横幅をプラス。大人っぽい目元に仕上げることができます。いわゆるセクシーデザインがこれに該当。太いエクステを使うとボリュームが出過ぎてしまうため、細いエクステでナチュラルに仕上げるのがおすすめです。
かわいい目元と言えばコレ!丸目
丸目ってどんな特徴があるの?
丸目とは、小動物のようなコロンとした丸い目のこと。二重の人に多い目で、
◆目の縦幅があり、目の両端の幅もあまり狭まっていない
◆二重の幅と合わせると縦幅と横幅が同じくらいに見える
というのが特徴です。まるでお人形のようなかわいい印象で、芸能人に例えると安達祐実さんの目。かわいい反面、あどけない印象になり幼く見えてしまうこともあるかもしれません。
丸目におすすめのマツエクデザインは?
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丸目を強調したいお客様なら、両サイドは短めにして中央部分のエクステを長めにしたデザインがいいでしょう。丸目が強調されて、さらにかわいい印象に仕上がります。丸目を大人っぽくしたいなら、エクステの長さを統一にすることでカバーすることができますよ。どちらのデザインでも、「横3:縦1」を意識することで目元になじませることができます。
丸目に近づけるデザインは
お客様の希望が
◆かわいい目元に憧れる
◆特に縦幅を強調したい
というものなら、丸目デザインをおすすめするといいでしょう。
丸目に近づけるためには、黒目の上に1番長いエクステを装着。目頭や目尻に向かって少しずつ短くしていきましょう。いわゆるキュートデザインがこれに該当します。目の輪郭を丸く見せることができ、かわいい丸目に仕上げることができますよ。お人形のように華やかにしたいならCカールやCCカールなど、カール感強めのもの、目元にナチュラルになじませたいなら、自まつげのカールに近いJカールを選ぶのがいいでしょう。よりまん丸感を追求するなら、下まつげにもエクステを装着するのがおすすめです。目元を囲むようなエクステで、ドーリーな目元に仕上げることができます。
人気の目元No.1!たれ目
たれ目ってどんな特徴があるの?
たれ目とは、目尻が垂れたような印象の目です。
◆目頭よりも目尻の位置が下になっている
のが大きな特徴。目頭と目尻がまっすぐ気味なら、たれ目に見えることも。芸能人でいうと、綾瀬はるかさんの目。穏やかで優しい雰囲気になるたれ目は、ふんわりとした女性らしい印象です。アイメイクやマツエクデザインで、たれ目に近づける人も多いですよね。
たれ目におすすめのマツエクデザインは
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天然のたれ目を活かして、目の中央から目尻までを同じ長さのエクステを装着するのがおすすめです。たれ目の場合、目尻を強調したいからと目尻のみ長めのエクステを装着すると、不自然に見えてしまうことも。全体的に長さに差を出し過ぎないよう装着すれば、自然にたれ目を活かすことができますよ。
たれ目が気になるというお客様なら、目尻にカール感のあるエクステを装着、もしくは太めのエクステを装着して、たれている目尻を引き上げて見せましょう。また、キリッと見せる寒色系カラーのエクステを装着することによっても、たれ目の印象を緩和させることもできますよ。目尻だけにカラーエクステを使うのもいいかもしれません。
カラーエクステによる目元の印象操作についてはこちらの過去記事をどうぞ。
たれ目に近づけるマツエクデザインは
お客様からオーダーの多いたれ目デザイン。
◆やわらかい印象の目元に憧れているつり目さん
◆好みのたれ目に寄せたい
◆たれ目だけどもっとたれ目にしたい
という理由でたれ目デザインをオーダーされるお客様もいるでしょう。たれ目デザインに近づけるためには、目尻が下がったように見えることを意識。
◆マツエクを流すように付ける
◆目尻には長めのエクステを付ける
◆目尻だけに太いエクステを付ける
◆エクステを横付けする
といった方法を意識して、目尻の下がったたれ目を演出しましょう。エクステ選定のポイントは、カールの強いエクステを目尻に使用しないこと。カール感が強いとたれ目に見せるのが難しくなります。目尻にはカールの弱いIカールやJカールのエクステを装着してください。
たれ目に見せるマツエク装着のコツはこちらの過去記事が参考になります。
まとめ
今回ご紹介したのは、オーダーの多い目の形についてのデザイン例。お客様の希望に沿うデザインはもちろんのこと、大切なのは「横3:縦1」というキレイに見せる理想バランスを念頭に置くこと。どんなデザインにおいても、理想バランスを意識したエクステ選定が、お客様満足度を高めることにつながります。ここを押さえてお客様の理想を叶えるアイリストを目指しましょう。