【目元美人になろう!】アイシャンプーの効果とすすめ方

この記事をシェアする

アイシャンプーは、目元を清潔に保つだけでなく、マツエクのモチをよくするためにも大切です。けれどオプションとしてお客様におすすめしても、「毎日自分で洗っているからいいです」と断られてしまうこともありますよね。お客様にアイシャンプーの必要性を理解していただくには、どのように説明すれば良いのでしょうか?アイシャンプーの効果や、有効なすすめ方について解説します。

なぜアイシャンプーが必要なの?

そもそも、なぜアイシャンプーが必要なのでしょうか?その理由を確認しておきましょう。

目元専用だからまつげの根元までしっかり洗える

アイシャンプーは通常のクレンジング剤や洗顔料とは違い、目元専用に作られています。そのためほとんどのアイシャンプーは、目にしみないようになっているのが特徴です。成分は弱アルカリ性で、塩分濃度も涙に近いため、痛みを感じずに、まつげの根元までしっかり丁寧に洗えます。

アイシャンプーの頻度などについて、詳しくはこちらをチェック▽

マツエクのモチが良くなる

まつげの根元までしっかり洗うことは、マツエクをするうえでも重要。まつげに付着している皮脂やメイクの残りなどをきちんと落とすことで、グルーがまつげにきちんと密着し、マツエクのモチも良くなるからです。逆に、まつげを根元まできちんと洗えておらず、汚れが残ったままで施術をすると、せっかくのマツエクが取れやすくなる原因にもなります。

また人によっては、まつげが乾燥気味であるために、グルーがうまく硬化せず、マツエクのモチが悪くなるケースもあるでしょう。そのような場合は、保湿効果の高いアイシャンプーを使用することで、一時的にまつげの水分量を高め、マツエクのモチを良くすることができます。

まつげダニの繁殖を抑えられる

目元が清潔に保たれていないと、まつげダニが繁殖する原因にもなります。まつげダニは、目元に残る皮脂やメイク汚れなどをエサにしているからです。まつげダニが大量に増えると、目元に強いかゆみを感じ、目元をこすることで角膜を傷つけたり、まつげが抜けたりする原因にもなります。

洗い残しをきちんと除去し、目元を衛生的に保ってまつげダニの繁殖を防ぐためにも、定期的なアイシャンプーはとても重要なのです。

まつげダニについて、詳しくはこちらをチェック▽

目元を清潔に保つ洗い方とは?

お客様にアイシャンプーの大切さを理解していただくには、ここまででご説明したようなアイシャンプーの効果をご説明する必要があります。ただしそれだけでは、「毎日の洗顔やクレンジングで、目元は一応きれいにしているから大丈夫」と思われてしまう場合もあるでしょう。そこで、目元がきちんと洗えていない例と、清潔に保つための正しい洗い方についてもご説明すると、より効果的です。

洗うとき、目をギュッとつむっている

まずおすすめなのが、「日頃、目の周りを洗うときって、つい目をギュッとつむってしまいませんか?」といった感じで話を切り出すことです。

普段のクレンジングや洗顔では、目にクレンジング剤などが入らないよう、目をギュッとつむって洗う人は少なくありません。けれど、力を入れて目を閉じた状態では、まつげの根元まで十分に洗えていない可能性があります。きちんと汚れを落とすには、目を固く閉じず、まつげの根元まで意識して洗うことが大切です。そのことをきちんとお伝えすれば、お客様にも「そういえば、自分で洗うときは目を強く閉じてるなぁ。きちんと汚れが落とせてないかも」と思っていただけます。

また、アイシャンプーであれば、最初にご説明したように、万が一目に入っても痛みをそこまで感じません。そのため、意識して目をギュッとつむることなく、まつげの根元までしっかり洗うことができることもお伝えしましょう。

マツエクを意識しすぎて、きちんと洗えていない

もうひとつ、お客様にアイシャンプーをおすすめする際の方法として、「マツエクを意識しすぎて、きちんと洗えていない可能性」をお伝えするのも有効です。

マツエク愛用者の場合、摩擦によってマツエクが抜けるのを避けるため、日頃のクレンジングや洗顔では、力を入れずに目元を軽く洗っていることも少なくありません。そのため、まつげの根元に皮脂やメイク汚れが残っているケースも多いのです。まずは、本当にきちんと汚れが落とせているか、お客様にふだんの洗い方を振り返っていただきましょう。

そのうえで、オプションとしてアイシャンプーを取り入れれば、まつげの根元の汚れもきちんと落とせることをご案内すれば、お客様にもご納得していただけます。

肌や頭皮と同様に目元も特別なケアを!

顔や頭皮を洗う行為はもはや当たり前ですが、アイシャンプーはまだそこまで浸透していないこともあり、なかなか受け入れていただけない場合もあります。お客様にアイシャンプーの必要性を理解していただくには、次のようなポイントをお伝えしましょう。

目のまわりは思った以上に汚れている

ここまでご説明してきた通り、目のまわり、特にまつげの根元には、皮脂やメイクの残りなど、思った以上にいろんな汚れが溜まっています普段の洗顔やクレンジングだけでは、これらの汚れは落ち切れていない場合も少なくありません。まずはそのことをご説明しましょう。

引用元:松風アイラッシュシャンプーメニュー用POPデータ

アイシャンプーの使用前・使用後の状態が分かるようなPOPを用意し、画像を見ていただきながらご説明するのもおすすめ。たとえばこちらの画像は、『松風』のサイトから無料でダウンロードできる松風のアイラッシュシャンプー用のPOPです。サロンで使用しているアイシャンプーにメーカー作成のPOPがある場合は、ぜひ活用すると良いでしょう。

目元を清潔に保つこともスキンケアのひとつ

目元を清潔に保つことは“リッドハイジーン”と呼ばれ、アメリカなどではスキンケアの種類のひとつとして、すでに確立されています。お肌のパックやピーリング、頭皮ケアなどが必要なのと同じように、アイシャンプーによる目元のケアも大切だというご説明の仕方もおすすめです。

「お肌を定期的にピーリングしたり、頭皮クレンジングをしたりするじゃないですか。目元も実は一緒で、アイシャンプーできちんと特別なケアをしてあげることが大切なんですよ」

といった感じで伝えましょう。

アイシャンプーなら短時間で目元を清潔にできる

アイシャンプーをおすすめする場合は、その手軽さもお伝えしましょう。アイシャンプーは5~10分程度でできるため、マツエクの施術にプラスしても、そこまでお客様の負担にはなりません。お客様に、「10分ほどですぐ終わりますし、目元がスッキリしますよ」といった感じでお伝えしましょう。

また、オプションとしてアイシャンプーをプラスしても、かかる費用は500~1,000円程です。それで目元が清潔になり、マツエクのモチも良くなるのであれば、決して高い値段ではないと理解していただきましょう。

これらのポイントをお伝えすることで、お客様にも、アイシャンプーをすると良いということをよりご納得いただけます。

まとめ

「どうせ断られるから」と思い、アイシャンプーについてはサラっとお伝えするだけという人もいるかもしれません。けれど、アイシャンプーの効果や必要性を分かりやすくご説明すれば、「まつげのためにもしたほうが良い」と理解し、OKしていただける可能性も高くなります。お客様に目元を清潔に保ち、マツエクが映える目元美人になっていただくためにも、ぜひアイシャンプーのすすめ方を考え直してみてくださいね。200303Ena

この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事

この記事をシェアする