【また抜けた…】秋冬はまつげが抜けやすくなるのは何故?マツエクのモチにも影響?

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秋から冬にかけては、まつげが抜けやすくなると言われる季節。お客様のなかには、秋にマツエクの施術をしたあとで「また抜けた…マツエクをしてからまつげが抜けやすくなった気がする」と感じる人もいれません。このような誤解やクレームを避けるためにも、「秋冬はまつげが抜けやすい」という事実、そしてということを原因と対策を、あらかじめお客様に伝えておくことが大切です。

なぜ秋からまつげは抜けやすくなるのか、マツエクのモチへの影響を少なくするにはどうすれば良いのかなど、気になるポイントについてご説明します。

秋にまつげが抜けやすくなるのはなぜ?

そもそも、なぜ秋になるとまつげが抜けやすくなるのでしょうか?考えられる原因として、主に次のようなことが考えられます。

◇理由1:夏のしっかりメイクによるダメージ

◇理由2:夏に紫外線を浴びた影響

それぞれの原因について、詳しく見てみましょう。

理由1:夏のしっかりメイクによるダメージ

秋にまつげが抜けやすくなる原因としてまず挙げられるのが、夏のしっかりメイクによってダメージを受けている可能性です。

夏は汗をかきやすい季節であるため、メイクもすぐに崩れがち。そのため、いつも以上のしっかりメイクになったり、何度も上から塗りなおしたりすることも少なくありません。また日常のメイク崩れ防止はもちろん、海や川といった水辺へのお出掛けで、ウォータープルーフのマスカラやアイライナーを使う人も多いでしょう。

そうしたしっかりメイクを落とすため、クレンジングの際についごしごしとこすってしまう場合も。夏のあいだにこのようなクレンジングの仕方を続けていると、当然まつげもダメージを受けます。その結果、夏が終わるころにまつげが抜けやすくなる、という現象につながるのです。

理由2:夏に紫外線を浴びた影響

秋にまつげが抜ける原因としてもうひとつ考えられるのが、夏に浴びた紫外線の影響です。

夏の強い紫外線を浴び続けると、肌や髪の毛にとって大きなダメージになるという話は、よく知られています。これはまつげも同じ。肌や髪の毛と同様にまつげも、夏のあいだ浴び続けた紫外線によってダメージを受けているのです。まつげなどの毛はキューティクルで覆われており、紫外線によってキューティクルが剥がれてしまいダメージを受けやすくなっています。こうしたダメージを受けることでまつげは弱くなり、抜けやすくなってしまいます

これらの影響が徐々に出はじめた結果、「秋になるとまつげが抜ける」という現象につながるといえるでしょう。まつげが抜けやすくなるということは、せっかく装着したマツエクも当然減りやすくなってしまうため、モチも悪くなります

まつげを守るためには日頃のケアでの対策が大事

夏のあいだにさまざまなダメージを受けたまつげ。少しでもそのダメージを抑え、まつげが必要以上に抜けやすくならないようにするには、日頃のケアが大事です。まつげを守るために日頃のケアでできる対策としては、次の2つが挙げられます。

◇対策1:丁寧なクレンジングを心掛ける

◇対策2:美容液でまつげをケアする

対策1:丁寧なクレンジングを心掛ける

まつげを守るうえで、クレンジングは大切な要素といえます。夏にダメージを受けたまつげがそれ以上傷まないようにするために、次のことに注意しましょう。

しっかりメイクは毎日きちんと落とす

アイライナーやアイシャドウなどのメイクが落ちきっていないと、まつげが弱る原因にもつながります。メイク残りを防ぐためには、落ちにくいしっかりメイクも落とせるクレンジング剤を使って、きちんとメイクを落とすことが大切。

ただしオイルクレンジングなどのなかにはマツエクと相性が良くないものもあるので、クレンジング剤を選ぶ際は少し注意が必要です。マツエクをしていても使用可能なクレンジング剤については過去記事でもご紹介しているので、詳しくはこちらをチェックしてみてください。

クレンジングでは力を入れてこすらない

「メイクをきちんと落とさなきゃ」と思うと、つい力を入れて目元をゴシゴシと強くこすってしまう人も少なくありません。しかし上でもご説明したように、目のまわりを強い力でこするクレンジングは、まつげにダメージを与え、まつげが抜ける原因にもなります。しっかりメイクの日でも、クレンジングでこするのではなく、指の腹でクレンジング剤を優しくなじませ、「浮かせて落とす」ことを意識することがポイントです。

また、クレンジングでメイクを落としやすくするために、極力ウォータープルーフのアイメイクは避けたほうが良いでしょう。

対策2:美容液でまつげをケアする

夏にダメージを受けたまつげをケアする方法として、まつげ美容液を使うのもおすすめ。まつげ美容液には、まつげに必要な栄養を与え、ダメージからの回復を助けてくれる効果があります。

洗顔後にまつげやまつげの根元に美容液をしっかり塗って、夏のダメージからの回復をはかりましょう。美容液にも塗り方のコツやタイミングがあるので詳しくは過去記事をチェックしてみてくださいね。

この他にも、夏のあいだに生活リズムが崩れてしまった人は、体の機能が弱まり、まつげが抜けやすくなっている場合があります。そのため規則正しい生活リズムに戻すこと、しっかり睡眠をとることなども大切です。

その時期に合わせた提案を

秋にまつげが抜けやすくなる原因と、その対処法をご説明してきました。これらをふまえ、秋の施術では次のことをお客様にお伝えすると良いでしょう。

◇秋にまつげが抜けやすくなるということとその理由

◇ダメージを減らすための日頃のまつげケア方法

◇季節をふまえたリペア時期の提案

◇秋にまつげが抜けやすくなるということとその理由

マツエクを装着した状態でまつげが抜けると、まつげが1本抜けただけでも「たくさん抜けた」と感じます。ましてやそれが何本もとなると、お客様のなかにはビックリしてしまう人もいるかもしれません。
繰り返しになりますが、「マツエクでまつげが抜けた!」と誤解されないためにも、秋はまつげが抜けやすいということとその理由を、きちんとお伝えしておくことが大切です。

◇ダメージを減らすための日頃のまつげケア方法

秋ごろにサロンを利用されるお客様に対して、「秋はまつげが抜けるので気をつけてください」とお伝えするだけでは、不十分。「まつげを守るためにどうすれば良いのか」ということも合わせてお伝えして、少しでもマツエクのモチが良くなるお手伝いをしましょう。上でご説明したような日頃のケア方法や注意点をしっかり実践することで、まつげのダメージ回復をはかっていただきましょう。

◇季節をふまえたリペア時期の提案

秋はまつげが抜けやすい季節であるということをふまえて、それを見越したリペア時期の提案をすることも大切です

通常であれば、マツエクのリペアは3週間~1ヵ月後をご案内しているサロンが多いでしょう。しかし秋はまつげが抜けやすいことを考慮して、通常より1週間ほど早めの時期をご提案することがおすすめです。

なお、このような季節をふまえた提案が必要なのは、秋だけではありません。たとえば秋同様、実は春もまつげが抜けやすい季節です。

秋や春は「まつげが抜けやすい」ということを考慮したリペアの提案を、それ以外の季節も、その季節に合わせた提案を心掛けると良いでしょう。

まとめ

秋にまつげが抜けやすくなる原因は、夏のあいだに受けたさまざまなダメージの影響によるもの。お客様にもそのことを理解していただくとともに、少しでもまつげが抜けにくくなるよう、適切なまつげケアを日頃から実践していただくことが大切です。せっかくのマツエクを少しでも美しい状態で保っていただけるよう、季節をふまえた説明と提案を意識してみてくださいね。191031Ena

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