下まつげパーマのメリット・デメリットは?小顔効果がある最新デザインもチェック!

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小顔効果やメイクの時短が叶うと人気の下まつげパーマ。お客様の中には逆さまつげ対策のために、かけている方もいるかもしれませんね。サロンからしてみれば、積極的にご提案することで売上アップにもつながるはず。そこで今回は下まつげパーマのメリット・デメリットについて改めておさらいしておきましょう。人気のパリジェンヌラッシュリフトと組み合わせた上下まつげパーマや束感仕上げパーマなど、最新デザインもご紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。

下まつげパーマのメリットは?

まずは、下まつげパーマのメリットから見ていきましょう。

目が大きく見え、小顔効果が期待できる

下まつげを下向きに矯正し、長さを際立だせる下まつげパーマ。施術後は、目の縦幅が強調され、パッチリと大きく見えるようになります。下まつげの長さが目立つようになれば、中顔面(目の下から上唇までの距離)が縮まって見え、小顔に見える効果も。顔全体の余白が少なくなり、すっきりとした印象になります。

メイクの時短になる

目力を出すために、上まつげだけでなく下まつげにもマスカラを塗っている方は多いはず。下まつげパーマをかければ、ノーメイクでも目が大きく見えるようになり、ナチュラルに目元が盛れている印象になります。そうなれば、下まつげへのマスカラが必要なくなり、日々のメイク時間が短縮できる方もいるでしょう。

特に、暑い時期は汗によってパンダ目になりやすい季節。プールや海など顔が濡れる機会も増え、メイク落ちが気になる場面も多くなります。そんな悩みも下まつげパーマをかければ解消できるかも。すっぴん状態でもある程度の目力が保てるので、メイク崩れ防止のためにマスカラをつけないでいることも増えるかもしれません。

マスカラを塗るときに上下のまつげが絡みにくくなる

アジア人は上まつげは下向きに、下まつげは上向きに生える方が多いため、マスカラを塗る際にはどうしても上下のまつげが絡みやすくなってしまいます。とはいえ、下まつげはビューラーで挟みにくく、セルフでは向きの矯正が難しい部分。マスカラを塗るのに一苦労…という方も少なくありません。

その点、下まつげパーマをかければ下まつげが下を向くようになるため、上下のまつげが絡みにくくなり、マスカラもきれいに塗れるようになるでしょう。

下まつげパーマで逆さまつげを改善できる

下まつげが上向きに生える逆さまつげは、眼球に傷がつきやすくなり、充血や視力低下などさまざまな目のトラブルを引き起こすもの。下まつげパーマをかければ、下まつげが下向きに矯正され、逆さまつげを一時的に改善することができます。

下まつげパーマのデメリットは?

メリットの多い下まつげパーマですが、以下のようなデメリットもあります。

下まつげが短い方や少ない方は効果が感じられにくい

下まつげパーマによって長さやボリュームを出したくても、自まつげが短かったり、量が少なかったりする場合は、思ったような効果が得られないこともあります。そのため、長さやボリューム目的の方には事前にその可能性について納得いただく必要があるでしょう。また、場合によっては下まつげマツエクをおすすめしても良いかもしれません。

思い通りのデザインにならない可能性がある

下まつげは上まつげほど長さや量がないため、下まつげパーマでの細かいデザイン表現は難しいでしょう。ただ、「ストレート(立ち下げ)」「カール」の2種類のデザインから選んでいただくことは可能です。しかし、下まぶたが厚めの方や極端に長さが足りない方は、デザインが上手く見せられないことも。このような特徴を持つ方には事前にお伝えし、理解いただいた方が良いでしょう。

上まつげパーマよりもモチが悪い

上まつげよりも下まつげの方が生え変わりのサイクルが早いため、パーマが取れやすい傾向にあります。そのため、お客様によっては「モチが悪い」「コスパが悪い」と感じる方もいるかもしれません。また、下まつげは上まつげよりも涙が溜まりやすい部分。目をこすることも多くなるため、ばらつきが早く出てしまう方もいるでしょう。

上まつげパーマよりもグルーやセッティング剤の刺激を感じやすい

下まつげは上まつげよりも眼球への距離が近いため、グルーやセッティング剤の揮発成分による刺激に注意が必要です。また、施術の際に上まぶたを上へ引っ張ることで粘膜が出やすくなるため、上まつげパーマのときよりも刺激を感じやすくなる方も。施術中はお客様が不快な思いをされていないか、染みていないか、こまめに確認しながら進めることが大切です。

パリジェンヌラッシュリフトとの上下まつげパーマも!下まつげパーマのデザイン例

ここからは、下まつげパーマの最新デザインをご紹介。お客様へのご提案にぜひ活かしてくださいね。

下まつげパーマ出典:@lashartist_chiakiさん

こちらはストレートデザインの実例です。上下パーマをかけることで目の縦幅がより一層広がり、ぱっちりとした印象に。下まぶたが薄い方だと、下まつげがスッと下向きに伸びやすく、長さが際立って見えます。

 

下まつげパーマ出典:@natari_.lashさん

こちらもストレートデザイン。写真上のビフォーを見ると、下まぶたの粘膜がほとんど見えず、逆さまつげ気味なのが分かります。アフター写真を見ると、生え際がはっきりと見えるようになり、下まつげの存在感が増したように感じますね。

 

下まつげパーマ出典:@natari_.lashさん

下まつげが長く、毛量も多い方だと、下まつげパーマがより映えます。ただ、自まつげの長さが長い分、目尻のまつげは上下で絡みやすくなっていた可能性も。パーマをかけることでその悩みも解消されたかもしれません。
施術前は下まつげが前に向かって伸びていたようですが、施術後はスッと下向きに伸びています。涙袋に当たらないようにややカーブをつけたストレートデザインとなっているところもポイントです。

 

下まつげパーマ出典:@___hinaeyeさん

こちらは上まつげにパリジェンヌラッシュリフトを施し、下まつげパーマをかけたデザイン。ストレート用ロッドを工夫して使い、目尻部分をカール気味に見せています。上下とも束感仕上げにすることで、よりトレンド感ある目元に。普段、下まつげのボリュームアップにマスカラを使っている方には、下まつげパーマとコーティング剤で仕上げる方法がにじみにくくておすすめです。

まとめ

小顔効果や逆さまつげ対策など、さまざまなメリットがある下まつげパーマ。ただ、お客様の自まつげの長さや量、下まぶたの厚みによっては、イメージ通りの仕上がりにならない可能性もあります。アイラッシュ施術者は下まつげパーマのメリットとデメリットをしっかりと理解したうえでご提案する必要があるでしょう。今や多くのサロンで当たり前になりつつある下まつげパーマ。他店との差別化を図るためにも、知識をしっかりと持ち、トレンドも意識した質の高い施術を目指しましょう。

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