【アイリストの就活・転職】マツエクサロンの見学は行ったほうが良い?

この記事をシェアする

就活・転職中のアイリストのみなさんは、どのように職場探しをしているのでしょうか。求人サイトを利用しているという方も多いかもしれませんね。しかし実際に働いてみると、思っていたのと違った…なんてことも良くあります。そのような就職ミスマッチを減らすためには、サロン見学がおすすめ。今回は就職・転職中の方に知っておいてもらいたい、サロン見学について説明していきましょう。

マツエクサロンの「見学」って必要?

アイリストとして就活や転職を考える場合、みなさんはどのようにしてサロンを探しているでしょうか。beautéでは以前に、

こちらの記事で業界の就職・転職事情についてお話しました。
いくつかサロンを絞った後、より自分の希望に沿ったサロンを見つけるにはどうすれば良いのでしょうか。
その方法のひとつが、“サロン見学”です。サロン見学には2つのパターンがあります。

①就職希望として見学
②お客様として来店

どちらの場合でも、サロンの雰囲気を知ることができます。サロン見学は、自分の希望とミスマッチしていないかを把握するチャンスです。たとえば ・カジュアルな雰囲気のサロンで働きたいのに、ラグジュアリーな店舗だった ・おしゃれな雰囲気のアイリストさんが多く見えたのに、実際はサロン内のスタッフの関係がギスギスしていた ・お客様の客層が想像していた年齢とはかけ離れていた など。ある程度はHPで知ることもできますが、実際に目で見るのはまた別です。さらに「ここで働きたい!」という気持ちを高めるためにも、サロン見学はおすすめですよ。

①就職希望として見学

「アイリストとして働きたい」という意思を持って、サロンを見学させてもらうケースです。

<メリット>

実際にサロンで働いているアイリストさんに質問できる
勤務形態を知ることができる

などが挙げられます。

サロン見学の方法は、
サロンに電話orWEBで予約する → 来店 → 見学 → 質疑応答
といった流れが一般的。

見学時間は30分~1時間といったところです。しかしなかには、10分程でサロン内を軽く見学させてもらうだけで終了することも。その場合にはサロンの内装やスタッフの服装くらいしか把握できないかもしれません。

また大きな店舗の場合、当日アイリストの方が対応してくれるのか、レセプションの方が対応してくれるのかで違いもあります。

 

メリット

デメリット

アイリストの場合

働き方など質問できる

アイリストの生の声が聞ける

接客を見ることはできない

レセプションの場合

接客を見ることができる

 

アイリストとして知りたい質問に答えてもらえないことも

アイリストの方に対応してもらう場合には、その時間接客を行うことができません。そのためどのようなお客様が来店されるのか、接客はどのような流れや雰囲気で行われるのか知ることは難しいでしょう。しかし直接一日の流れなどを質問することで、生活リズムを把握したり、サロンで働くメリットを教えてもらったりできるメリットがあります。
一方レセプションの方に対応してもらう場合には、実際にアイリストの方が接客している姿を見ることも可能です。しかしアイリストさんへの質問はできません。ただしレセプションの方に質問を伝えておくと、後日回答してもらえることがほとんどのようです。

②お客様として来店

就職希望であるということは伝えずに、お客様としてサロン見学をすることもできます。通常のマツエクサロン予約と同じように、予約して来店してみましょう。

<メリット>

接客の流れを把握できる
施術レベルが分かる

ヒアリングの時間はどれくらいかけるのか、どのようなサービスを導入しているのか、マツエクの仕上がりはどれくらいか…など知れることはたくさん。ただしあくまでお客様として扱われるため、働くアイリストのリアルさまでは分からないかもしれません。サロンのHPでは分からなかった部分を重点的に、見学してくると良いでしょう。

マツエクサロン見学時のチェックポイント

実際にサロン見学をする際には、次のようなポイントをチェックしましょう。

【チェックポイント】

サロンのコンセプト
スタッフの雰囲気や服装
接客の雰囲気
サロンの内装や空気感
客層

それぞれをもう少し掘り下げて説明していきましょう。

サロンのコンセプト

HPを作成しているマツエクサロンなら、コンセプトが表記されていることがほとんど。これはサロン見学前に確認しておきましょう。当日確認したいのは、本当にそのコンセプトが守られているか。大きなグループ系列のサロンのなかには、各店舗で遵守できていないこともあるので、しっかりチェックしておきましょう。

スタッフの雰囲気や服装

自分が働いたときに、スタッフの方々に馴染めるかは大切です。スタッフ同士の雰囲気や会話など、注意深く観察してみましょう。スタッフの服装やメイクでも、サロンの雰囲気を知ることができます。特にメイクはどれくらいトレンドのものが許されているのかを見ておくと良いでしょう。

接客の雰囲気

ヒアリングの長さやアフタフォローの丁寧さなど、お客様としてサロン見学した場合には把握しやすいでしょう。またフレンドリーな接客なのか、改まった丁寧な接客なのかなども知ることができます。ただ複数名アイリストがいるサロンでは、担当のアイリストの方がたまたまそうだったということもあるので、あくまで参考程度にしておきましょう。
どれくらい商材をすすめてくるかもチェックポイントです。積極的にすすめてくるようであれば、もしかしたらノルマがある店舗かもしれません。
もちろん、就職希望として見学する場合には直接質問しても良いでしょう。施術の流れやそれぞれにかけるおおよその時間を聞いてみてくださいね。

サロンの内装や空気感

ラブリーな内装やモダンな内装など、サロンごとに内装はさまざまです。毎日気持ち良く働くためには、環境は重要。居心地が良いと感じられる店舗か確認してみましょう。また流れている音楽や店舗周辺の環境もチェックしておくのがおすすめ。内装や音楽によって来店されるお客様の層もある程度決まってきますよ。

客層

たとえばあなたが年上の方との会話が苦手だったとしましょう。もしマダムが多く来店するサロンだった場合、必然的に年上の方とお話をしなければなりません。苦手を克服することも大切ですが、毎日ストレスに感じてしまうと長く働き続けることは難しいでしょう。どれくらいの年代のお客様が多いのか、質問したり観察したりしておくと良いですね。

マツエクサロン見学の際に気をつけること

サロン見学はこちら側がサロンを把握するだけでなく、サロン側から見学者も見られています「この人なら採用したい」「この子はサロンの雰囲気に合いそう」と思ってもらえれば、採用に有利でしょう。一方「マナーがなっていない」「元気がないな…」などマイナスに捉えられると、採用には不利になってしまいます。そうならないために、どのようなことに気をつけておけば良いのでしょうか。

1.遅刻しない

社会人として、遅刻はあってはならないことです。「遅刻する人 = 信用できない人」と思われてしまいます。遅刻しないように時間に余裕を持って、自宅を出るようにしましょう。しかし当日ハプニングにより、到着が遅れてしまうこともあるかもしれません。その際には、必ず電話にて理由とともに遅刻する旨を伝えるようにしましょう。

2.マナーや振る舞い

接客業であるアイリストには、常識的なマナーや立ち振る舞いが求められます。
はきはきした受け答えができる
見学時の立ち姿勢がきれい
メモを取ったり質問したりする積極性がある
などいっしょに働きたいと思われる姿勢を見せましょう。

3.清潔感のある服装&メイク

一般的なオフィスワークの仕事に比べ、美容室やマツエクサロンで働く人はおしゃれであることが求められる職業です。そのためスーツといったきちんとした服装である必要はありません。ただしジャラジャラとしたアクセサリー、足がすごく出たミニ丈ボトムス、しわしわのシャツなどはNG!トレンド感を取り入れつつも、清潔感のある服装を心がけるようにしましょう。
メイクも清潔感が大切です。美を提供するマツエクサロンには、ノーメイクや時代遅れのメイクもNG!服装に合ったメイクをして、サロン見学に臨みましょう。

4.質問事項・サロン情報は事前にまとめる

サロン側は忙しい時間を割いて、サロン見学を行ってくれます。その限られた時間のなかで、HPに掲載されている内容を質問するのは、時間がもったいなく印象も良くありません。サロン情報は事前に調べ、きちんとメモに残しておきましょう。また質問し忘れがないように、質問事項を列挙しておくことも大切です。

まとめ

就職前にサロン見学をしておくことで、ミスマッチの可能性を減らすことができます。これはサロン側にとっても自分にとっても、とても重要なこと。複数店舗にサロン見学することで、より各サロンの特色が見えてきます。就活・転職中はサロン見学を通して、自分の希望に合うマツエクサロンを見つけられるといいですね。

191030Eoa

この記事をシェアする