これを知ればマツエクの持続性1.5倍♪ 『自宅クレンジングの選び方』

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アイリストがどんなに上手に施術しても、お客様自身の「自宅でのお手入れ方法」や「いじり癖」次第で、まつげのモチや状態は日々変化してしまいます。中でも毎日のクレンジング剤の選び方には違いが出るところ。今回はマツエク対応のクレンジングの選び方を解説します。

「自宅でのクレンジングの選び方」でマツエクのモチに差が出るワケ

クレンジングの中にも、オイルやジェル、リキッドやミルク、さらにクリームなどさまざまなタイプがあります。しかし、マツエクを付けていると使用できる種類が限られてきますよね。その理由は、グルーの成分にあるようです。
多くのクレンジングには、“油分”が含まれています。そしてマツエクのグルーも、油分。クレンジングの油分は粒子が細かく、グルーの油分を分解させる可能性があるため、相性が悪いと言われているのです。マツエクの持続力を維持したいなら、油分を含んだクレンジングは避けた方が良いでしょう。
なお、避けるべきはオイルクレンジングだけではありません。盲点かもしれませんが、肌に優しいイメージのあるクリームクレンジングも、実はオイルがベース。また、ジェルクレンジングの場合も、水性タイプと油性タイプがあるため注意が必要です。
クレンジング選びの際には、成分をチェックして油分が含まれていないか注意しましょう。

クレンジングとグルーの相性

では、どのクレンジングがグルーと相性が良いのでしょうか。図で説明してみましょう。

クレンジングの種類

グルーとの相性

その理由

オイルクレンジング

×

オイルクレンジングに含まれる油分が、グルーの油分を分解させるため

クリームクレンジング

×

クリームクレンジングのベースは油分。オイルクレンジングと同様にグルーを分解させるため

ミルククレンジング

量は少ないものの、油分が含まれている商品も多い。鉱物油の入っていないタイプは使用可能◎

ジェルクレンジング

いくつか種類がある中で、水性のジェルクレンジング(オイルフリー)であれば使用可能◎

リキッドクレンジング

リキッドクレンジングはオイルフリーが多め。マツエクOKの表記があれば、なお安心◎

図を見てもらうと分かる通り、ハッキリと「このクレンジングなら安全!」と言える分類はありません。しかし、マツエク用に作られた専用のクレンジングであれば、グルーとの相性も良く、持続力を維持できるでしょう。できるだけ、市販クレンジングよりもサロンで取り扱っている、マツエク専用クレンジングをおすすめしたいですね。

【2018年上半期】プロアイリストが選ぶ優秀クレンジング5選★

最後に、プロアイリストが選んだ、【2018年上半期】マツエク対応の優秀クレンジング5選をご紹介します!きっとあなたのサロンにも置きたくなる商品ばかり。さっそく見ていきましょう。

pique(ピック) クレンジングジェル(まつ毛エクステ用)1本

画像元:公式ホームページ

商品詳細はこちら

最初に紹介するクレンジングは、トランプアイラッシュから販売されている、piqueの「クレンジングジェル」。アイリストにとってもお客様自身にとっても使いやすい魅力が、ギュッと詰まった商品です。
1つ目の魅力は、ジェルの適度な硬さ。サラサラしすぎず、かつ手でなめらかに伸ばせるテクスチャーとなっています。その理由は、液だれを防止させるため。施術時、メイクをしてこられたお客様の目元をオフする機会って多いですよね。その際、できるだけ目元にフィットしつつ、耳元へ流れない硬さのクレンジング剤がベストなのですが、意外と見つからない…という声をよく耳にします。だからこそ、piqueの「クレンジングジェル」がおすすめ。絶妙な硬さにこだわった結果、液だれしづらく、メイクにしっかりと馴染むテクスチャーに仕上げられています。
2つ目の魅力は、マツエクにはもちろん、肌や自まつげにも優しくオフできること。保湿成分をたっぷりと含み、潤いある洗いあがりを実現してくれます。
3つ目の魅力は、汚れもしっかりとオフできること。マツエクに優しいオイルフリーでありながら、ウォータープルーフも落としてくれるのです!仕事帰りや学校帰りなどの施術で、もしお客様が濃いアイメイクをされていても、この「クレンジングジェル」さえあれば安心ですね。
「クレンジングジェル」は、実際に施術を担当しているアイリストの意見を取り入れて開発され、今では数々のマツエクサロンで取り入れられています。ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。

BEAUTY PRODUCTS(ビューティープロダクツ) モイストクレンジングウォーター

画像元:EYELASH GARAGE

拭きとりタイプのクレンジングを探しているお客様には、BEAUTY PRODUCTSの「モイストクレンジングウォーター」をおすすめしましょう。コットンをたっぷりと含ませてから使用すると、肌の上でサラサラと伸び、細かい部分までしっかりとオフしてくれます。目の際までコットンで落としたら、仕上げにまつげの汚れを綿棒でオフ。まつげの根元から先にかけて丁寧に綿棒をすべらせると、少ない力でも汚れが落ちているはずです。
刺激性の少ないクレンジングであるため、敏感肌のお客様におすすめ。さらに、洗い流しも必要ありません。仕事や家事、学業などに忙しく、あまりスキンケアに時間を取れないというお客様にもピッタリですね。
注意点として、拭きとりタイプの場合、コットンの繊維がマツエクに引っかかり、誤って自まつげごと抜ける危険性があります。ご提案の際には、正しいクレンジング方法についても合わせてご紹介できると安心ですね。

PIGEON (ピジョン)オイルフリークレンジング150ml

画像元:EYELASH GARAGE

やわらかいテクスチャーが好みのお客様には、PIGEONの「オイルフリークレンジング150ml」はいかがでしょうか。美容成分のたっぷり入ったジェルが顔全体に伸び、メイクに素早く馴染むと好評のアイテムです。
女性にとって特にうれしいポイントは、その成分。お肌とまつげをケアしながらオフできる美容成分と、気になる肌の加齢にアタックしてくれるエイジングケア成分、さらにプルプル肌に近づけてくれる保湿成分が入っています。洗いあがりは、サッパリしながらべたつかない、ちょうど良い肌感。それでいて、目元や唇などの気になるポイントメイクもしっかり落としてくれる洗浄力も兼ね備えています。
1回の使用量目安は、2~3プッシュ程度でOK。指で優しく馴染ませたら、ぬるま湯ですすいで完了です。濡れた手でもしっかりオフできる点もうれしいですね。

アンベリール アイラッシュディープシャンプー50ml

画像元:EYELASH GARAGE

マツエク向けのクレンジングではジェルやリキッドタイプが多い中、泡タイプのクレンジングも近年注目を浴びています。中でも、アンベリールから販売されている「アイラッシュディープシャンプー50ml」は、細かい泡がまつげの隅々まで浸透し、濃いめのアイメイクまでしっかりとオフしてくれると話題の商品です。マツエクを長く維持するためには、メイクオフの際に目をこすらないこと。さらに、まつげの根本まで汚れを落としきることが大切です。しかし、ジェルやリキッドでは、商品の特性によってはそのどちらかがクリアできないこともありますよね。その点、泡タイプはまつげにやさしく馴染ませるだけでしっかりとオフできるため、目をあまりこすらなくても、細かい汚れまで丁寧に落とせるのです。もし目元の際などが気になる場合は、綿棒などを使用すると、より確実にオフできるとのこと。
また、「アイラッシュディープシャンプー50ml」は泡の強さが特徴のひとつ。泡タイプのクレンジングは、すぐに泡がつぶれてしまうケースが多いのですが、コチラは10分後でも変わらず維持できるよう開発されています。弾力のある泡で、最後まで優しく洗えそうですね。

MISS EYE D’OR モイスチャークレンジングジェル150ml EDC-C01

画像元:EYELASH GARAGE

最後に紹介する商品は、MISS EYE D’ORの「モイスチャークレンジングジェル」。オイルのような洗浄力と、ジェルのような優しさを兼ね備えたクレンジングです。開発時にこだわったポイントは2つ。1つ目は、強い洗浄力です。「モイスチャークレンジングジェル」は、ミネラルやカルシウムをたっぷりと含んだ還元水から作られています。還元水に含まれる粒子は、ブラウン運動とよばれる、常に震えているような不規則な動きを取っているのですが、その動きが皮膚内の活性酵素を吸収・分解すると言われています。そのため、細かい部分もしっかりとオフできるのだとか。2つ目のこだわりは、保湿成分です。「化粧水でできたクレンジング」と表現されるほど、洗うたびに潤いを補給してくれます。クレンジングは肌への負担が大きいイメージを持たれているお客様もいますが、コチラの商品ならきっと安心していただけるでしょう。ぜひ一度、おすすめしてみてください。

まとめ

マツエクをつけている女性こそ、クレンジングにこだわってほしい!そんな想いから、今回のテーマを取り上げました。みなさんが施術したマツエクを、できるだけ長く楽しんでいただくためにも、ぜひマツエク専用のクレンジングをおすすめしたいですね。
より詳しくクレンジングについて知りたい場合は、「【2018年上半期】マツエクを長持ちさせるお手伝い♡マツエク専用クレンジング10選」もご覧ください。

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